『オクトパストラベラー 大陸の覇者』がツボにはまりすぎたので、FF X HDリマスターをクリア手前で放置して、遊び続けた1ヶ月。
ようやく『2節 全てを極めし者』をクリアできた。
プレイ時間: 130時間
良かった点
『街中やダンジョンをしらみつぶしに徘徊したり、攻略情報を少しづつ自分でまとめてボス戦の対策を考えたり』
という手間のかかる作業が楽しかった。
最近はシナリオ重視でゲームを選んでたけど、昔ながらのRPGも良いなぁ、と認識を改めた。
ゲームのプレイ感というか手ざわりと言うのか、フィーリングがすごく良い。
開発者インタビュー記事では『大人でも楽しめるシナリオに』という話を見た気がするけど、このシナリオを『大人が楽しめる』と表現するのはどうかなぁ、という感がないでもない。
ダークファンタジーなら大人向け、みたいな安直な発想じゃないかと心配になる…。良くも悪くも、古き良きRPG然としたシナリオの範疇という印象。ゲームを楽しむフレーバーとしての役割は十分に果たせていたと思う。
音楽は、ロマンシング サ・ガ1~3を彷彿するようなものもあり超テンション上がった。良き。
音楽やドット絵という個別の要素、ゲームバランスがハイレベルなのに加えて、ゲーム全体の完成度が異様に高い印象を受けた。作り手の執念を感じる出来映え。
・・・
レアリティによる性能差と、(キャラが揃うほどに★5が手に入りづらくなる)ガチャの仕組み的に、当初は『今後、廃課金必須なのでは!?』と心配になったけど、
特にそういう制作意図は感じられず、むしろそんなに回す必要性を感じなかった。毎日遊んでいると、石をやたらめったら配ってくれることもあり、石は余ってる…。
ステータスを大部分を決める装備品が、★3でも到達可能なLv60で頭打ちになっているのだけど、このまま2年先までいくのかどうか。
悪かった点
良かった点で書いたことと真逆になるのだけど、
危険度Lv(≒推奨レベル)が50を過ぎたあたりからのメインストーリーが大味だった。
『コンテンツがスカスカなのを、レベル上げ作業を強いることで誤魔化そうとしたのではないか』と勘ぐってしまうくらいに、ゲームバランスが微妙だった。
難易度設定が微妙だったのは、Lv50を越えたあたりから、★5キャラと★4キャラの性能差が大きく開いてくる*1のが原因かなぁと思わないでもない。
危険度Lv70~を、Lv50~60のパーティで倒せる一方、危険度Lv65を、Lv65のパーティで歯が立たなかったり、参考にならなくてイマイチに感じた。(原因はわかっていて、手持ちの★5キャラが弱点をつければかなり低いレベルでもクリアできるし、うまく弱点をつけないと全然無理、みたいな感じだった。)
とりあえず現時点での感想
気になる点は細々言い出すとあるのだけど、総じて良作だと思う。
古き良きRPG(ドット絵時代のRPG)が好きな人にはオススメできる。
*1:★5はJPでステータスを大幅に伸ばせたり、BPや攻撃手数を早期に増やせるのが大きい。