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チェンソーマンのマキマさんのセリフの吹き出し位置に関する考察 (1~7巻)

Twitterのトレンドに『マキマさん』が上がっていたので何かと思ってながめてみたら、ジャンプ最新号でチェンソーマンの展開がヤバい、みたいな話っぽかった。(以下ネタバレ含む)

その中に、『マキマさんは、目が喋っている』という指摘があったので、既刊(1~7巻)を読み返して、マキマさんのセリフを重点的にチェックしてみた。

セリフの吹き出しが、目から出ているように見えるものを抽出してみた。

吹き出し位置が口とずれているもの自体はマキマさんに限らず、(マキマさんほど多くはないのだけど)他のキャラにも見受けられたので、紙面のスペースの都合でずらしている可能性もあるのかなと思った。

というわけで、明らかに口に動きがなく(もしくは、口が写っていなくて)、目から出ているように見えるものだけに絞ってみた。

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右下は、口は動いているんだけど、目から出ているように見えるのでピックアップした(フォントがふだんの会話と違うので何かしら意味があるかなと)。

・・・

こうやってまとめてみると、

各シーンにおいて、前後で会話が途切れているでもなく地続きなので、『目(に取り憑いた何か)が、しゃべっている』という可能性は低そうかなぁと。

『絵的に口に吹き出し位置を入れづらい→純粋に口以外で、吹き出し位置をつけるなら目につけるのが誰のセリフかわかりやすい』という感じがする。目は口ほどに物を言う、という言葉もあるし(意味が違います)。

それよりも、新幹線で襲撃された以降では、フォントがいつもと違うセリフが出てくることが気になった。「語気の変化を、フォントで表している」(=マキマさんの感情の起伏を表している)だけという可能性は捨てきれないけど、いや、だとすると、なんでこここんなに強調してるんだろうという疑問はある。

改めて読み返してみたら最初読んだとき以上に面白く感じたし、次巻が楽しみ。