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グラスホッパー

グラスホッパー

グラスホッパー

  • 発売日: 2019/10/16
  • メディア: Prime Video

評価が低めだったのだけど、伊坂幸太郎の作品を映像化したものなら1度は見てみねばと思い視聴。

渋谷の大通りで撮影かと思いきや

冒頭、渋谷のハロウィーンの中で事件が起きるのだけど、

人通りの多い渋谷の交差点でどうやって撮ったんだろう、というか、この半端ない数の人は全員エキストラなのか、と気になってググってみたら解説記事があった。

cinefil.tokyo

cgworld.jp

今の映像技術ってすごいんだなぁと改めて認識した。

舞台的な何か

(蝉)の戦闘シーンが、急に舞台じみた演出になるの、微妙に興ざめ感があった。

なんとも言葉にし難いんだけど、物語そっちのけで『役者さんカッコいいでしょ!』という圧を感じる感じ。

以降、こういうテイストかと思いきや、舞台っぽい見せかたをしたのは最初だけだった。

伊坂ワールドは映像化に不向きなのだろうか

グラスホッパー(バッタ)の話や、しじみの話など、小説において文字で見る分には伊坂ワールドと言う感じが醸されていて、違和感を感じないのだけど、

映像になったり、登場人物がリアルに口にしたりしていると、シュール過ぎて笑いそうに…。

役者さんの演技はどれも本当に良かったので、なおさら気になった。

・・・

ぐぐってみると、伊坂幸太郎作品を映像化したものでも、『アヒルと鴨のコインロッカー』は好評な模様。こっちも見てみるか。

アヒルと鴨のコインロッカー

アヒルと鴨のコインロッカー

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video

ラストに向かうに連れ白けるオレ

『恐ろしい目に合わせてやる』って言ってるヤクザが肉体的に拷問するでもなく、変に優しいのが気になった。

なんだかなぁ。ギャグかな。

・・・

(鯨)がターミネーターになっていたのも気になった。俺、何見てたんだっけ。

・・・

そして、(鯨)と(蝉) が最後には肉弾戦。正解するカドかよ…。

・・・

『グラスホッパーは増え過ぎたら全て燃やすしかない』との言葉があったのだけど、たしかにその通り全て燃え尽きた。

うーん。

何のひねりもないんかい…。

伏線の回収の仕方が気になった…

ラスト、伏線は全て回収されるんだけど…

登場人物の一人に回想シーンという形で、全て説明させてしまうあたり、回収の仕方が強引かなぁと感じた。(何でも知ってる、って何だよそれ…)。

種明かしを明示しなくても、もっと見る人が自然に気づくように仕込めなかったのかなぁと。

とりあえず、鈴木は、最後まで鈴木(よくある日本人、おそらくは善良な一般人のモチーフ)だったので、なんだか気持ち的に落ち着いた。

全体を通しての感想

1つ1つの場面場面はよく出来ていたのだけど、全体としてまとまっていないというか、とっちらかった印象。

伊坂幸太郎の作品(小説)自体は、相当に出来が良いのになぁという想いは拭えない。原作の分量が多いだけに、どう映画の尺に収めるか苦慮した、ということだろうか。