- 発売日: 2013/11/26
- メディア: Prime Video
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妄想と現実が入り交じるパンズ・ラビリンスと似た構成の作品。
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ラストまで判然としないまま話は進むのだけど
きっちりラストで回収される。
見事なストーリー構成、脚本。なによりラストシーン(の主人公の決断)に、胸を締め付けられた。
ラストシーンに向けてきちっとすべての要素が用意された感がすごい。無駄なく論理的に構築されている。美しい。
映像・音楽も秀逸。
主演のディカプリオもとても良い演技。
テーマが重い作品では有るけれど、時間を置いて、なんどでも見返したくなる作品だった。
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解説サイト
shutterisland.eigakaisetsu.com
以下ネタバレ。
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- 戦争で少なくない人を殺めた苦しみ
- 妻が家に放火したこと
- 仕事から疲れて帰ってきたところ3人の子供を失っていた悲しみ
- 子供を殺したのが妻であるということ
- 妻の楽にしてくれという一言
主人公が抱いたであろう心の闇は、あまりにも深く、悲痛だなぁと。
仮想人格のテディであるふりをして、ロボトミー手術を受けるという決断に胸を打たれた。
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舞台背景を調べていて、
ロボトミー手術って現実に行われていた時期があって、ノーベル賞をとったくらい当時としては画期的だったということにびっくりした。