FGOで遊んでいて、メインストーリーのバックグラウンドの説明が不足気味なのが気になった*1ので、
公式見解とみなして問題なさそうなもので、かつ、メインストーリーのバックグラウンドになっていそうな記載、およびバックグラウンドを補完するような資料を集めてみた。
なお、FGO外のFateシリーズは特に重要度が高いもの以外はおおむね除いている。Wikipediaにまとまってるのでそちらを。
このページでは、主にFate原作者(FGO監修・一部シナリオ担当)である奈須きのこ氏の日記へのリンクと、FGO関連作品をまとめている。
第1部
序章
『Fate/Grand Order - First Order -』という序章を映像化した作品がある。
メデューサがほぼアナだったり、エミヤの髪型が微妙に違ったりと、初期デザイン案を垣間見ているようで面白い。
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改めて見たのだけど、クーフーリン(キャスター)だけ正常なのが気になるなぁ…。何度も戦っている発言もいまいち意味が分からないし、巷の噂で、オーディン疑惑があるのだけど、はてさて。こ
アニメでは、エミヤも、何回もクーフリンと戦っている風の発言するし謎い。
ところで、2004の冬木の聖杯戦争がおかしくなった原因は、もともと召喚されていたソロモンが聖杯に願って人間になったのが原因って理解で良いのかな…。
1~3章 についての概略説明
『2015/11/5 : 三章開始まであと(きのこ)』を参照。
1~3章までは至ってソシャゲ的に王道のシナリオ設定とした模様。(そんな気がしてた!)
5章 の制作裏話
『2016/3/29 : お待たせしました。(きのこ)』を参照。
1~4章は、サービスアウト前からの企画のまま(おそらくは一般受けしやすい王道的なソシャゲのためのシナリオ)、
5章は当初の企画をもとに、ユーザーの反応をもとに、大幅に加筆修正したことが伺える。
エーテル宇宙(サーヴァント界)に関する草案?
『2016/2/20 : らっきょ!(きのこ)』を参照。
ヒロインXにまつわる妄想話?が記載されている。
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また、下記の気になる記載も。
Xとは即ち、増えすぎた種を調停する自浄機能だとしたら。 キャラはまずオルタ化し、その後に系統樹を瞑想してリリィ化し、その果てにX化と
今も「オルタ→リリィ→X」の流れがあるなら、ギルガメッシュのXとか見てみたいなと思った。
6章/zero (前日譚)
『2016/7/30 : 無題。(きのこ)』と『2016/7/31 : 無題。(きのこ)』を参照
6章のメインキャラ 「ベディ」に関する補完資料あり。
なにげにベディって、アニメ版Fate/Stay night (2006)の最終話にちょこっと出てくるんよね…。
FGOプレイ後に見ていて、ちょっとウルっときた。
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6章の前日譚が詳しく記載されている。
主人公たちがレイシフトしてくる前に何が起きたのかが記載されている。
なぜオジマンディアスがピラミッドを建てて閉じこもっていたのかがわかる。
生き残った円卓の騎士の「ギフト」の意味や、ガレスの最後、ガウェインの悲痛な想いなど…、円卓勢つらい。つらすぎる。
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6章は本編だけでも涙なしに読めないシナリオだったのに、さらに輪をかけて泣きそうになる。
6章の映画化、なにげに楽しみ。
7章, 最終章に関するこぼれ話
『2016/12/14 : 無題。(きのこ)』
『2016/12/26 : 人理修復。(きのこ)』
FGO 7章のアニメ、見ていて楽しいです。(ゲームで体験済みならかなりオススメ)
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ところで最終章って急に途中参加ユーザに厳しくなるというか、「監獄塔イベント」を体験してなかったので、『お前誰やねん感』がすごかった。
1.5部
第1部最終章あたりから吹っ切れたのか、Fateシリーズが好きなコアユーザ向けにシナリオを寄せてる感がある。FGO外のFateシリーズに手を出していないと、頭の中に『?』が増える感じ。
逆に言うと、FGOやってるだけで自然と他作品にも手が伸びて趣味の世界が広がるので、個人的には好き。(コアユーザを選別する、というのはビジネス的にも良い判断だと思う。)
補足
イベント 深海電脳楽土の前日譚
第2部
前日譚
『Fate/Grand Order MOONLIGHT LOSTROOM 』という映像作品がある。
深夜0時に入ると『過去に失ったもの/これから失うもの』が見えるというカルデア基地内の一室、通称 LOSTROOM。
深夜0時にLOSTROOMに足を踏み入れた主人公が目にしたものを描いた作品。(表現がこなれていないとでも言うのか、説明なしに見ると、時系列や事実関係が分かりづらいので難解)
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時間軸は、2部開始の直前。
『過去に失ったもの』
- オルガマリー所長が、『マスター適性をもっていたら』というifの世界。
- 途中から、ifの世界のオルガマリー所長が、現実のオルガマリー所長(死亡した)の意識をもって消える。
- (失われた)ソロモン(ロマン)が手だけ出てくる。一部だけ出てくる、全ては出てこない(→全ては失われたわけではないと解釈できる)ことから、ソロモンの復活があるのかもなぁと思った。
『これから失うもの』
- ガラハドが、白紙化する(失われる)地球について語る
他、FGO1部、2部の補足説明となるような小ネタが色々。
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オルガマリー所長が複数の手にとらわれるシーンがあるのだけど、それキアラの技っぽいとか思った。なんか関係あるのかな。
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レフの『確かにこれは盲点だ、節穴とそしられても仕方がないな?』というのは、誰からそしられることを想定した話か気になる。レフは、ゲーティアの配下だし、妥当なところとしては魔神柱&ゲーティアあたりだろうけど…。さすがに直接的に異星の神とは関係ない、、、よね?
シャドウボーダーを見逃したことでそしられるとしたら、レフと関係のある人物で、かつ、クリプターによる汎人類史の消滅を望んでいただれか、になると思うのだけど、前所長って線はあるのだろうか。
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2部4章までで、まだ回収されていない伏線。
ラストシーンで、ソロモンの指輪の1つを誰かが回収する。
誰なのかが気になる。2部で未だ見ぬ「カルデアの者」だろうか。巷では、ゲーティアが中身のソロモン(ロマン)、って説を見かけた。
- ロマン → ペーパームーンについて知っているので虚数潜航できても問題ない
- ゲーティア → 剣みたいなもの使えそう、舌打ちしそう
- ゲーティア → ルーン魔術使えそう
- ロマン → 医術使える
- ロマン → 白い服
- ゲーティア、ロマン → ゲーティアなら、ロマンに姿を変えたら人とコミュニケーションができるようになって感心する、という流れはありそう
3章 補足
4章
ぶっちゃけ、4章ってFate/EXTRA CCCやってないと、意味わかんなくない?
自分は何も知らずにストーリーを追っていて、ジナコ=カタギリとカルナのやりとりが訳わからなくて、一瞬、ストーリーを読み飛ばしたのかと心配になった。
EXTRAシリーズ見ていないと正直、なんでジナコがムーンセルを選んだのかも意味分かんないよなぁ…。(FGO中ではあれが何か説明ないし…)
EXTRA CCCのストーリー踏まえた上でシナリオ見返すとかなりカルナとのくだりはかなりグッと来た。
*1:原作者の奈須きのこ氏の作品はおおむねこの傾向がある気がする。別作品とバックグランドを共有していたり。おそらく意図的なもの。