なんでFGOを始めたんだったけな…。今となっては遠い昔のようで、はっきりと思い出せない。
※この記事はネタバレを多分に含みます
- プレイ時間:600時間 (継続中)
- プレイ期間:3ヶ月 (継続中)
ゲーム開始から3ヶ月、イベントを完走しつつ2章4部までの全ストーリーをクリア。
通算約100日。プレイ時間が5〜7時間/日なので、2章4部クリアまでにトータル600時間くらい遊んでいると思う。(2019.12現在さらに伸びてる)
感覚的に、プレイ時間の半分以上はストーリーを読んだり、バトル前の戦略を立てること(いかにして手持ちのカードで攻略するかを考えること)に使っている気がする。
『FGOとは,スマホソシャゲの皮を被った,昔ながらのゲーム(※ビジュアルノベル)である。』とする開発陣の制作指針に納得するほど、シナリオが重視されており、読み応えがあって良かった。永遠の厨二病患者に刺さりまくるストーリーが最高だ。史実と照らし合わせて差分を確認する楽しみもあり、雑学冥利に尽きる感じで、最高すぎる…。
FGOに対する感想の変遷
プレイ当初
ついにFGOに手を出してしまった。
想像していたより面白い。特別ゲームシステムが優れているともおもえないのだけど、ストーリが良いかなぁ。なんとなくゲームとしてよく出来てる感触がある。
第1部最終章を終えて
ストーリー(シナリオ)が重視されているおかげで、見たことのない物語を見るのが好きな自分には相性がいい感じ。
シナリオ自体よく練られてる上に、ストーリー展開も一直線にならないよう細工してあって、飽きないように細部に至るまで工夫されてる感じがする。適度な伏線に、単純なおつかいにならないように予想を斜めに越えつつも、本筋としては王道のシナリオが展開するので安心感がある。
6章は開始当初、厄介だったのだけど、たまたま目にしたblog記事で『ゲーム内リソースと現実のリソース(時間)管理が重要』と事前に予習できたおかげで、レベルアップさせるキャラクターを絞り込んだのが功を奏した。ストーリー進行だけで素材にもさほど困らず、低レアキャラを主軸としたバトルの戦略立てと、シナリオに集中できたのは良かった。
FGO、個人的にソシャゲ全般が備えているように感じるシステムの単調さ(反復処理の多さ)を、シナリオを主軸にひと工夫することで緩和している印象を受ける。今までやったソシャゲのなかでは、1番面白い。
(ここまで約1ヶ月。スタートキャンペーンで消費APが大幅に減っていたので、自然回復とレベルアップでの回復が相まって無制限に遊べた。)
第2部第4章を終えて
最後まで、推奨レベル からLv-10〜-20くらい*1で遊んでいたのだけど、これくらいレベルが低いと、令呪を使ってギリギリ勝てるか…といったバトルになることが多く(脳内ストーリー展開に合わせて令呪で〆るとテンション上がる)、理詰めのパズル感があって良かった。
敵の編成に合わせて、メンバー、装備品選び、カード+スキルを使う順、を工夫すると、辛うじて勝てる絶妙さ。勝てるかどうか最後まで手を抜けないので背中がひりつく感じを味わえてよかった。
(ここまで約3ヶ月。第2部4章はAP通常消費だったので自然回復にまかせてゆるゆるクリア。)
レアキャラに関しての考察
★5以外は、レア度の高低に関わらず、それぞれピーキーで、使いこなす面白さがあった。物理で殴るに収束しない感が良かった。
※ ただ、ストーリー全クリア後、レベル&スキルのレベルが上がるにつれ、『とりあえず物理で殴ればいいでしょ』感が増してきた。個人的には面白みがなくなってきていて、作業感が増してつらい。
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レベル上げに関しては、レベル60から上が、急にめんどくさくなる感ある。ストーリー全クリアに必要なレベルが60程度だったので、妥当な調整だなぁと思った。
とはいえ、必要な経験値のカード数、素材の数を計算した上で計画的に収集すれば、そこまで苦でもなかった。(時間はかかるけど、1体MAXまで上げるのに、間隔を開けて1~2週間くらい)
そして、イベントが開催されると、インフレ気味なまでに大幅に経験値・レベルアップ用の素材が手に入ってしまうことに気づいた。むしろ、かんたんにレベル上がり過ぎ(レベルアップ素材余りまくり)である…。レベル上げとは一体…。
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調べてみると、レアリティの高い★5、★4はストーリーの進行に必要ないどころか、入手すると急激にゲームの進行が遅れるので、ストーリーの進行を優先するなら、なるべく集めないほうが良いという個人的な結論に至った。
特に★5は、1体をバトルで使える程度に育成するだけでも、ストーリー進行で手に入る素材の量を遥かに上回るので、フリークエストを相当に周回する必要が生まれ、自然回復するAPだけではゲームが回らなくなるので要注意だと思った。攻略サイトで素材のドロップ率から必要周回数を割り出し、それに必要なAPを計算してみてゾッとした。配布されるリンゴ消費だけでは足りないので、課金→聖晶石を砕いて周回する必要があるのが分かった上に、(フリクエ1周にかかる時間)✕(必要周回数)を計算すると、現実的な時間では終わりそうもないことが判明。ソシャゲの課金って、クリア時間を短縮するための手段だと思っていたのだけど、FGOの場合、逆なのはトラップ感があるなと。
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一旦シナリオをクリアしてしまえば、イベント時に気楽に遊ぶだけで短時間で素材が大量に手に入るので★5,★4の育成にも困らないように。特に種火は余るので気楽に育てられる。また、その頃にはフリクエ1周も数分で終わるようになったので、フリクエ周回もそこまで苦じゃなくなった。(積極的にはやりたくないけど)
バトルシステムさえ理解すれば、★4が数体あれば、あとは★1~★3で第2部4章まで進められたし、イベントは余裕を持って完走できたので、★5,★4の育成はクリア後の楽しみとするのが気楽で良いなと思った。
バトルシステムの戦略性の高さ
メインストーリーをクリアしてやることがなくなったので、メンバーのレベルをぽちぽち上げてみたところ、レベル80~90のキャラクターが増えてきて、スキルレベルも上がってきたら、ゲーム性が変わってきて、また楽しくなってきた。
自分の場合、以下のような感じで段階的にゲームシステムを活用するようになった。
- クラス相性を気にする
- 敵のCTタイミングに気をつける
- 適宜、回避・無敵を心がける
- カードのチェイン効果に気を配る
- なるべくアーツチェインで宝具を連打できるようにする
- 状態異常、バフ・デバフの効果に気をつける
- バフの効果を最大限活用するように(基本的に宝具のタイミングに合わせるように)
- キャラの特性を見定めて、礼装をより有効活用するように
- カードを切る順番による+αの効果に気を配る
- ダメージ量、NP回収効率の調整をするように
- 各コマンドカードの星の生成量、NP回収量、各キャラのスター集中度を考えて、クリティカルを確定させるように
- クリティカルによるNP回収率、星生成率の向上を戦略に組みこむように
レベルが上がるにつれ、戦略性が変わってくるのが面白い。
とくにスキルレベル上昇によって、バフ・デバフの影響が大きくなり戦略(使用キャラ、コマンドカードの切り方)が変わってきたのは感慨深いものがある。
と思ったのはつかの間で、そろそろ行き着く先(3T周回)が見えてしまった感がある…。手持ちキャラは言わずもがな、攻略サイトで全キャラ情報を眺めてみても、クリティカル確定&宝具を連打できるパーティって選択肢がほとんどないような…。
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3T周回を極めるのはなんか自分の趣味じゃないので(ゲームクリアに必要なことではなく、過剰にレベルを上げてしまっている感が強い。)
残るゲーム的な楽しみとしては、手持ちカード(というより気に入ったキャラクターで構成したパーティ)でいかにスキルを活用して気持ちよく敵を倒すか、という戦略を考えるくらいかなぁ。
メインストーリーの今後の展開は楽しみなので、
『ソシャゲ(バトル)はおまけ。やはり、Fate(ビジュアルノベル)がメイン。』と思い直した。
楽しかったイベント・章など
「水着剣豪七色勝負」
第1部5章と並行してクリアした。(開始直後で消費APが1/4?くらいだったこともあり、メインストーリーをすすめると聖晶石が大量に手に入るので、それを原資にイベントを周回した。)
自力でのクリアが危うくなり、akahigeg先生にヘルプを出して強力にサポートしていただいたり、それでもイベント期間内にクリアできるか危うくなり、
進行速度を計算した結果、クリアまでの必要日数がそのままプレイしていると足りなさげだったので、途中徹夜して急ピッチで進めたのはいい思い出。
(このとき、イベント進行のためのリンゴが足りなければ聖晶石を砕けばいい、と気づいたのは、個人的一大発見だった。)
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イベント開始時点においては、メインストーリーでは『とりあえず強そうなフレンドのキャラクターで殴ればクリアできる』感じだったのでゲームシステムについてはさっぱり分かっていなかった。クラス相性やカードの種類、キャラクターのレベルアップ方法すら理解していなかった状態。
全然分かってなかったので、このときは、★4のキャラを無視して、見た目で選んだ★1のマタハリを特別降臨させたり、攻略サイトを見てベディヴェールが評価Sじゃないなと確認して売却したり、気づいたら貴重な戦力の★4を何体か売却してレアプリズムを手にしていたりと、今思うとかなりアンビリバボーのことをしていた。
あと、「なんかよくわからないけど、敵を殴ってスターが出ると嬉しい」とか思っていたのは良い思い出。
イベント配布されたキャラクター 水着北斎ちゃん、めっちゃ可愛くないですか。めっちゃかわいい!
ゲーム開始時点では、十分な量のレベルアップ用アイテムもなく、育てるべきかよくわからないので保留していたのだけど、『可愛いし強いから育てよう、そうしよう』と思って、アイテムを大量投下したものの、全体的にキャラのレベルが低く、ゲームシステムへの不理解も相まって、イベント途中で
『え、何?イベントを完走しないとこのキャラ手に入らないの?これ初心者がクリアできるイベントなの?いや、参加資格はあるんだから、クリアできる可能性があるってこと…だよなぁ??いや、ちょっ、マジ、クリアできる気しないんですけど…』
と、悩み始め
『自分の戦力じゃこれ以上はもう無理、、、北斎ちゃん諦めよ…』
って感じだったのだけど、
akahigeg先生から『ゲオルギウス&レオニダスを盾にして、サポート(akahigeg先生のキャラ)&水着北斎で殴ってください』(意訳)というアドバイスを頂き、超強力なサポートキャラとイベントアイテムのフル活用で、落ち着いて戦略を立てたら思い通り進めるようになった。
改めて計算すると、現実の時間というリソースが枯渇しそうだったので、徹夜してラストスパート。
諦めかけていただけに、完走したときは感無量だった。
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初心者でもシステムを理解して計画的に行動すれば、クリアできるようになっているバランス調整が絶妙だなと思った。
攻略スピードが上がってくると、シナリオメインで楽しめて、周回ですらちょっとしたアクセントという感じで面白かった。
ゲームシステムに対する理解も深まり、このあとの6章クリアにも役立った感が強い。
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ここまでに、ゲーム開始からおおむね1ヶ月を溶かした感じ。
第1部6章「新聖円卓領域:キャメロット」
シナリオも良かったし、この章から(というか、この章だけ)急激にゲームの難易度が上がって、戦略性が必要とされたのがとても良かった。
5章まではとりあえずクラス相性くらいを気にして、物理で殴れば解決する感じだったのだけど、この章からゲームシステムの理解が必要になった。
上記イベントでだいぶ理解できたので、攻略サイト片手にある程度の知識を補完すれば、苦戦はしつつも、わりかしスムーズに進めた。
特に、敵の行動パターンを読んで攻略方法を立てないとクリア不可能なギミックが出てきたり、頭を使う必要性が出てきてゲーム的に最高だった。
試行錯誤と最低限のレベル上げ(種火周回)、攻略サイトを見て戦略を練ったりを繰り返して、この章だけでクリアまでに数週間かかった気がする。
ただ、この6章を越えると、第2部4章まで比較的サクサク進んでしまった。
第1.5部3章 「英霊剣豪七番勝負:下総国」
6章以外で唯一、詰まった章。
要所要所でフレンドを借りれないので、自力でクリアするしかなく途中で詰まったので、第2部を先にクリアして最後にクリアした。
フレンドのレベルMAX・スキルMAXキャラに助けられていたんだなぁと痛感した。
第2部4章クリア後に改めて挑戦すると、そこまでの苦もなくクリアできたのだけど、『ついにここまできたのか…』と感無量だった。
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とはいえ、レベル・スキルレベルをあげた(第1部クリア時点でパーティの平均Lv60前後だったのが、第2部クリア時点ではLv70~80前後になった)程度でクリアできたので、6章ほど戦略が要求されるわけでもなく、ゲーム的にはちょっと肩透かしだった感はなくもない。
ガチャについて夢のない話
感覚的には聖晶石を100個も溶かさなくても★5が出るくらいの印象を持っていたのだけど、
特定★5キャラ単独ピックアップ時のガチャの排出率が0.8%なので、期待値的に125回回せば手に入る
と書いて、計算を間違えていることに気づいて、改めて計算すると
特定★5キャラ単独ピックアップ時のガチャの排出率の排出率 0.8%のとき、確実に手に入れようと思うと、ガチャを700回ぐらい回す必要がある。(700回回すと、入手できる確率は99.9%以上になる)
参考:ガチャの確率計算機
金額に換算すると、1体 10万円オーバー…(つらい
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無償の聖晶石で手に入れた★4数体と、無料のガチャで手に入れた★1~★3キャラで、さほどコンティニーするでもなくストーリーを最後まで進められたので、ガチャをすることはないかなと思っていたのだけど…。
イベント「セイバーウォーズ2」を攻略していたらヒロインXだけは猛烈に欲しくなってしまったので回した。
聖晶石を200個くらい(11連ガチャを7回ほど)回しても出てこず、確率的には想定の範囲内だったのだけど、
『え、これほんとに出る?いや、手持ちの聖晶石半分以上溶かしたよ…後がないし、マジ、不安なんだけど(泣きそう)』
となって、手が震えだしたのだけど
『いや、まだ今後当たる可能性は十分残ってる』
と自分を奮い立たせて、回し続けたら、聖晶石を300個前後消費したあたりで、とうとう当たった。
おそろしく心臓に悪かったので、今後は★5キャラが手に入ると思える金額単位でしか課金しないと誓った15の夜。これだけ回して当たらないかも、と思うくらいなら、この金額払えば大丈夫という心理的安全性を得たい派。ギャンブルはせん、ギャンブルはせんぞォォ!
まぁ、現実に目を向けると聖晶石300個では、引き当てられる確率は60%といったところで、外れる可能性がまだ40%ほどあるんだけど…。
実経験として300個でOKだったのでそれを基準にするマンだよ(愚者は経験に学ぶ)。
正月は確定で★5がもらえるキャンペーンがあるみたいなので、別途回そう。
自分の中では、ゲームのボリューム的に、自分基準で★5キャラ数体分の課金なら妥当なラインかなぁという印象なので、ストーリーの進行を待ちつつ、気長に気に入ったキャラクターが現れたら、また回してみたいと思う。
*1:使ったカードは★5が2枚と★4を数枚、ほかは★3~1。おおむねLv60~70前後。スキルレベルは1のまま~6前後とまちまち。