ストーリーも最高だったし、めちゃくちゃ面白いゲームだった。 「写真撮影」と「登山」と「物理シミュレーション」の全てが好きな人(ものすごいニッチだな…)には、とことんハマるゲームだと思う。
お使いゲーといえばお使いゲー、だし、FPSゲームといえばFPSゲームだし、ステルスゲームと言えばステルスゲームであり、
「そんなものは飾りですよ。本体はメインシナリオです。」といえば、そうとも言える。
シムシティのように町をつくる(復興する)ゲームと言えば、そうとも言えるし、ゆるいオンラインゲームといわれれば、たしかにオンラインゲームかなぁ、という。
色んな要素がコラージュされて、奇跡的なほどに1つの形に綺麗にまとまった、そんなゲーム。
「通りで巷のレビュー記事が要領を得ないわけだ」と、プレイしてみてわかった。 メインストーリーを進めるたびにサプライズ的に色んな要素が解放されていくので、無闇矢鱈に説明するわけにもいかず、とにかく説明し難い。
たいていのゲームは、メインストーリークリア後に遊ぶことはないのだけど、
デスストは、メインストーリークリア後にサブクエ的なクエストをやり込んだり、
地図を見て気になった場所(ゲーム的には何の意味もない場所)を登山し回ったり
登攀不可っぽい崖(マップの端っこの方)を登ることに執念を燃やして半日、何もない空間にロープがひっかかってサムが宙に浮くという曲芸を成し遂げるにいたったり
と、必要以上に楽しんでしまった。
登山ゲームとして秀逸で
- ミッション開始前のパッキングが楽しい
- ミッション開始直後に、マップと睨めっこしながらルート引くのが面白い
- 実際に歩き出したら、安全な足場を確保しながら進んでいくのが面白い
- 道中の荷物の取捨選択が戦略性あって面白い
みたいな感じ。
まさに、この記事の感想の通り。 wivern.exblog.jp
たしかデススト内最高地点。
最高のゲームをありがとう!コジマ監督!