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エロティック×アナボリック

絵柄がえっちじゃん、1話を試し読みするじゃん、想定外の展開に続きが気になりすぎて購入。結論から言うと、物語のコアは、ガチアスリートな女子高生がボディメイク(フィットネス)する話だった。エロ要素は見かけだけで、実質皆無と言っていいと思う。

系統としては『ダンベル何キロ持てる』が近いのだけど、よりエロティックな方向に、よりガチなアスリート描写に、極振りしたような感じ。いや、これはほんとガチ勢過ぎる。

と思ったら、原作者(※絵担当は別)がガチでボディメイクしていた。どうりでトレーニングや食事制限の描写がガチなわけだ、と納得。

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そんなガチアスリートな女子高生とともに、主人公の男子高校生がいるのだけど、主人公にしては珍しく恰幅のいい体型。炭治郎並みに性格が良くて、明るい性格で、なんか愛嬌がある。

『それでいて絵を書く才能があるのだけど、過去にトラウマがあって書かなくなってる』みたいな実は仄暗い過去の持ち主。

基本的には、女子高生を軸として物語は展開しているように見えるのだけど、その男子主人公が、ボディメイクを本気でやっている女子校生に出会って、ちょっとづつ絵を描くようになっていく、という物語が展開されていて、すごくこの先が気になる。

女子高生と男子のかけあいも、絶妙な距離感で、なんとも言えない心地よさがある。こんな学生時代が送れたらさぞ幸福な人生だったであろう(血の涙)

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読み終わると『自分もパワトレがんばろ!』って思える不思議。

トレーニングや運動を趣味として極めようとしている人なら共感するところが多いかなと思います。めっちゃオススメです。

akitashoten.co.jp