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ヴァイオレット・エヴァーガーデン エバー・アフター

映画を見終えてからの、ヴァイオレットエヴァーガーデン小説の最終巻、読了。めっちゃ良かった、、、。

小説の下巻と外伝は、ファンタジー感が増しててちょっと好みから外れてたのと、映画版が綺麗に終わっていたことから、この最終巻は読む気が起きなくて、放置していたのだけど、 映画版とはまた違う良さがマックスで最高だった。深い。

アニメ・映画版が、『ヴァイオレットの心の成長を描く』という1点に絞って、原作にあったそれ以外の枝葉を削ぎ落として、一本の筋が通った話として洗練させていたのに対して、

個人的見解になるのだけど、

小説版は、ヴァイオレットを中心として、ヴァイオレット以外の枝葉を広げていく構成(見方によっては、枝葉末節が多い構成)だったのが、とっちらかっている印象を受けてあまり好きではなかった。

のだけど、最終巻では、ここまでに大きく広がった枝葉を含めて一つの大きな話として綺麗にまとめられていて、素晴らしかった。

最終話のテーマのチョイスも絶妙。

・・・

最終巻では、手紙を通してヴァイオレット以外の登場人物たちの今までの心情が明らかになっていったのだけど、この展開は、まさにヴァイオレット・エヴァーガーデンらしい感じがして、してやられた感。めっちゃ良かった。

小説と映像作品とでは、さける尺(キャラごとに深掘りできる範囲)の違いがあるので、フェアではないとは思うのだけど、ギルベルトのキャラクター性は圧倒的に小説版の方が好み。アニメ・映画版のギルベルトは、戦争でメンタルをやられてしまってる感なのに対して、小説版は戦争を経てもなお心は強く、ヴァイオレットの幸せを願って意識的にヴァイオレットとは会わないことを決意して行動する(※小説の冒頭でホッジンズにヴァイオレットを託す)という違いがある。ヴァイオレットの伴侶になる人には、強い意志をもっていてほしいと思ったので、メンタル弱ってるギルベルトはちょっと解釈違いですね感があった。

という感じで、別人と見ていいのではというレベルで異なるのだけど、ところどころアニメ・映画版とも心情がリンクしてるのかなと思うような箇所があり、映画版での微妙にわからない(説明不足では?と感じた)描写への説明として当てはまっていて、いやもうほんとマジで良かった。

ヴァイオレット・エヴァーガーデン限界オタクとしては読むべき一冊。(深くハマってるわけではない人にはオススメはしない)