今までになく楽しいイベントだった。
サーヴァントサマーキャンプ
シナリオ
毎日、少しづつ展開するシナリオにやきもきしながらも一喜一憂でき、考察がはかどって楽しいイベントだった。
メインのシナリオライターのミスディレクションが上手すぎて、良い意味で手のひらで転がされた感が半端なかった。物語が進んでいるように見せて、確信に迫る情報は伏せつつ、一見すると本筋に関係あるように見えてミスリードを誘う情報が入り乱れる、という状況が最終日近くまでテンションを落とさずに続いたのがほんとスゴイなと…。
ホラーの部分はふつうに怖かった。涼をとるのに最適だった感。ファミ通のインタビュー記事で、『ホラーに寄せすぎるとマジでシャレにならないのでFGOらしくコミカルに調整した』といった感じのことが書かれていて、読んだときはガチで怖くしてくれたらいいのに、なんて思ってたのだけど、ほんとホラーに本気で寄せられてなくてよかった、と思った。
・・・
ところで、2部で、仮面に伸びた手はリンボじゃないんです?色が変だったけど、長爪で節くれだった感じが、いかにもな雰囲気だったのだけど…。これも演出(ミスディレクション)だったのだろうか。
2部は完全にギャグテイストだったので重要情報など含まれてなさそうだしなぁ…。
とすると、今回、聖杯が2個も偶然流れ着いてカルデアを滅ぼしかねない状況が起きた、というのが1番のホラーなのでは(どのへんが微小特異点なのかと最後まで首を傾げた)。
高難易度バトル『炎天下の暴れん坊!』
1戦目:令呪コンティニューでクリア
偵察がてら、適当にサポートを選んで挑んだら、
クリア目前までいけたので、令呪を使ってコンティニューしてクリア。
「術アルトリア」の宝具とスキル3で「水着武蔵」を守りつつ、宝具連打で道中サクサク進めたものの、後半、1Tで落とせなくなってくると、誰にダメージが入るかで戦況が大きく変わってくるようになり、ハラハラしながら戦いを楽しめた。
セイバーのサーヴァントを予想していれた弓ギルは、予想が外れたこともあり、一回宝具を放った程度で撃墜されて仕事しなさすぎだった。
そういえば、イベントの高難度クエストは、アタッカーにイベント特効礼装つける前提の難易度だったなぁと思い出した。
2戦目:ノーコンノー令呪でクリア (W術アルトリア構成)
攻略サイトを見ると、W術アルトリア&ロリンチが最適解とのことだったので、2戦目はそれで。
ロリンチ宝具レベル1では流石にラストは火力が物足りなく、バフが切れたタイミングでNPチャージが間に合わなくなり、その隙に撃墜されてしまった。のだけど、後衛の2人(楊貴妃、水着巴)であぶなげなくクリアできた。後衛が過剰火力な感。
それにしても、攻略サイトのコメント欄を見ると、W術アルトリアの構成が溢れかえっていて、正直食傷気味になった。難易度ブレイカー感が半端ない…。今後の難易度バトルの行方が心配になった。同キャラ構成不可のギル祭エキシビションマッチが待ち遠しい。
3戦目:ノーコンノー令呪でクリア (非W術アルトリア構成)
Wアルトリア構成は物足りないので、適度に歯ごたえを感じられそうな編成を考えて3戦目。
『基本的には、全体宝具連打でザコ敵を一掃することで被弾を回避』することが求められるクエストと思われるのだけど、単調なアーツチェイン&宝具連打にならないように、ちょっとひねってみた。
前衛:
- アタッカー役に サポートからアルジュナ
- A宝具でないので、毎ターン宝具は打てない
- 強すぎないB宝具 &毎ターンHP回復・NP獲得という長期戦向きっぽさがこのクエスト向きかなと
- タンク&バッファー役に レオニダス
- 宝具連打ができない間のタンク役。
- 宝具での星だし*1&スキル3でのバスターアップと、なにげにアルジュナとかみ合った気がした
- サポート役に 術アルトリア
- 術アルトリアなしは難易度上がりすぎて自分には無理そうと判断(へたれ)
後衛:
- アタッカー(2) 役に 水着巴
- 使いたかっただけ。アルジュナが倒れたとき用の保険。
- サポート(2) 役に マーリン
- へたれなので、人権鯖2人目投下。あまり仕事しなかったので、ダビデでいけた…かも。
- アタッカー(3) 役に 楊貴妃
- ラストの対サーヴァント用
アルジュナにイベント特攻礼装がないのも効いて、予想通りの適度な歯ごたえで雑魚を蹴散らしていき、レオニダス撃沈から、アルジュナ撃沈と、前線が少しづつ決壊していき、水着巴で敵を削っていって、エイリークのゲージを一つ飛ばしたところで、エイリークの宝具で術アルトリア・水着巴・マーリンが退場。
ラストに エイリーク(残り1ゲージ)&バニヤン(ガッツ0) VS 楊貴妃
となって、2人とも楊貴妃 単騎で華麗に止めを刺した。バーサーカー相手だと圧倒できて楽しかった。
高難度クエストについて
2020年8月13日号 ファミ通の開発者インタビューで、
『高難易度クエストの難易度調整は
- 諸葛孔明、マーリン、スカサハ=スカディなどの優秀なサポート*2は1騎まで
- ★5サーヴァントは、宝具レベル1
- ★4サーヴァントは、宝具レベル2以上も可
- 期間限定サーヴァントは、なるべく使わない
- マスターレベルは140相当
といった条件で行っている。』
とのことだったので、なるべくそれに近づけた方がバトルを楽しめるかなぁと思った次第。と思いはしたけど、公式のレギュレーションに比べるとだいぶ緩い条件で戦っている…。
『無策だと歯がたたないけど、工夫すれば勝てる』くらいのラインに調整できると遊びごたえがあって楽しいなと感じたのだけど。自分のマゾっぷりに改めて気づいたのだった。
前回からこれまでの間に増えたサーヴァント
スタメン
「術アルトリア」、「紅閻魔」(5周年ピックアップ)と戦力を大幅増強できて、今回、「紫式部」、「巴御前」、「ブリュンヒルデ」と欲しかった★4をひととおり揃えられた。
戦力が不足気味だった、全体宝具のセイバー、バーサーカー枠が補充できて満足。
・・・
イベント礼装がやたら出てきて軒並み凸れたのは良い思い出。特に、楊貴妃にお誂え向きのハニーレイクを凸れたのが嬉しい。
控え
積極的に使いたいサーヴァント以外は控え(霊基保管室)に入れているのだけど、改めて確認してみたら、★4が思ったより溜まっていた…。
ゲームを始めた当初(1年前)は★4ってだけで貴重な戦力になっていたのだけど、★5が揃ってくると出番が大幅になくなってきている…(寂しい)
それはそうと、去年末辺りから思ってるんだけど、最近の★4は複合スキル多くて優秀すぎじゃない?
私の推し「シバの女王」にスキル強化来ても良くなくない?(願望)
アビー[夏]
弊カルデアでは、育成コストの関係で、イリヤとともに控えに移ってもらっているのだけど
アビー[夏]は、ダメージ計算してみたり、脳内シミュレーションしてみた限りでは、使い途が『よくわからない』って感じだったのだけど、
フレンドから、スキルマ金フォウマ礼装ATK+2000のLv100 アビー[夏](!)をお借りしたら、かなり楽しかったので、落ち着いたら育ててみようかなという気になった。
・・・
デバフ&妨害に特化したスキル&宝具、フォーリナーなので基本的にクエストを選ばないことから『どこでもデバッファー』という立ち位置なのかなと。
実際、道中でデバフを適宜撒くことで、普段ならちょい火力が足りないメンバーを使って、フリークエストを上手く立ち回ったり、種火を3T周回したり、ができるようになったので、バトルを楽しむ幅が広がった感がある。
ここまで尖ったサーヴァントは弊カルデアにはいないので、バトルの戦略に幅がでる感じが良いなと(今までにない編成で適度に楽しめるのがグッド)。
デバッファーというサポート役に特化しているのに、A1枚というメンバーのNP回収に難を感じるカード構成や、星を吸うフォリナーというクラス、せっかくの大幅な防御デバフを自分で消費してしまう低火力の全体宝具(宝具自体もデバフ減なので重ねられるとベストなのだけど…)など、随所に噛み合ってない感じはある、
のだけど、まぁこれは、『スキル・宝具はそれぞれ分けて適宜、使ってね』って設計なのかなぁと思わないでもない。
既存のサーヴァントだけで、すでにクエストクリアには過剰戦力としかいいようがない状況を考えれば、遊ぶ幅を広げてくれる構成っていう新機軸も良いよねと。そんなことを思った。
速攻・火力押しのバトルは食傷気味なので、こういう今までにない立ち回りのサーヴァントが増えると良いなぁ。
(それはそうと、漠然となのだけど、ひねった性能のサーヴァントが★5で登場したことに、『設計段階で想定していたゲームの寿命を越えて展開し続けていることで、当初のレベルデザインの枠内の性能のサーヴァントは大方出尽くしてしまい、若干インフレ気味の性能 or 斜め上方向の性能 で作るしかなくなりつつある』なんてことはなかろうか、という一抹の不安を感じた…)
・・・
とりあえず育成対象の★5キャスターが一気に増えたために、スキル育成が捗らないのでボックスガチャはやく…。