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FGO; 聖杯戦線の所感、3期伝説級をアルトリア1人で3T周回する

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ガチャ運が尽きてきたのか、100連でキャットが来なかった。つら。深追いはせずに諦めの境地。

今回のイベント用に新規作成されたシステムが、面白い試みだった。戦略SLGが好きなので、かなり好みのイベントではあったのだけど…。

聖杯戦線

所感

『FGOのゲームシステム上に、本格的な戦略SLGシステムを重ねる』

という、開発者が涙目になりそうなゴリゴリの力技感に、

プレイ当初は期待値が高かったのだけど、終わってみると『ワンパターンの"戦略"で勝てるゲームバランス』が気になった。

  • 敵AIの癖
    • マスターMは攻め込まれると、「逃げる」か、たまに「無意味な行動」をする
      • ※ 結果的に攻撃の手が止まって隙ができる。行動力は25(最終は35)しかないので、逃げにコストを払うのは自殺行為。
    • 1手先や戦力差を見ていないので、トラップをしかけると必ず引っかかる。
      • ※ 攻撃できる位置にサーヴァントを配置すると後先考えずに攻撃してくる。このため、回避もちの低レアサーヴァントはもれなく優秀なデコイになる。
      • ※ マスターMの少し遠くに味方サーヴァントを配置しておくことで、別方向から追い込めば、わざわざ挟まれに来る。
  • ゲームシステム
    • 行動力がトータル25なので、コスト10の攻撃より、コスト5の移動を優先したほうが戦略的に優位に立てる
      • ※ 感覚的なものだけど、ゲームバランス的に、攻撃のコストと移動のコストが釣り合ってないんじゃなかろうかと思う。

以上のことから、敵AIの動きを想定して、適度に距離をとって*1速攻をしかけると、安定して勝てる…

・・・

ゲームシステムを把握するまでは、攻略法をみつけようと、2,3回チャレンジして楽しめていたのだけど、AIの癖とシステムがわかってからは、初見で 7ターンくらいでクリア、が続いたので消化不良気味。*2

プレイ記録

第1戦~3戦

システムもよくわからないし、何が強いかわからないので試行錯誤していて楽しかった。

このときは、回数制の回避や、ガッツ、スタンが使える(=敵の行動力を削げる)、という印象。敵から離れた位置で強制終了を繰り返せば、スキルを回復できると気づいたり*3

ふだんあまり使わない、自己完結型の単体宝具サーヴァントが活躍できると気づいて嬉しくなる。4騎相手ならメルトリリスが無双できて嬉しかった。

令呪でコンティニューはできないけど、宝具は開放できると気づいて、令呪で形勢を逆転させて楽しんだり。

このあとシステムを理解するにつれて、

『これらのことは正直、重要じゃなかった』

と知ることになる。

第4戦

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回数回避持ち(プニキ)は、ターン経過で回避が消えず、そうそう落ちないので、戦略的に強い、という点を確認。

行動力の制限から、味方サーヴァントの多くはほとんど出番がないので、強いサーヴァントを揃える必要性は薄く、数があればいける感触を得る。

とはいえ、マーリンは、タンク役になれるし、英雄作成を自分にかけることでアタッカー役としても強いしで、高レアは戦略が不要になるレベルのバランスブレイカーという趣きで、純粋につおい。*4

第5戦

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マスターMの行動パターンが変わった印象を受けた。速攻してくるし、速攻で追い詰めたら、サーヴァントで蓋をしてくるように。

『カルナさんはマスターを一直線で狙ってくる』というエモいつぶやきを見かけたので、カルナさんだけ特別扱いだったのかもしらんけど…。

★1のマタハリだけを先行させていたので、戦力差で落とされるとヤバいと焦ったものの、

自陣のマスターを囮にしてカルナさんに攻撃させる(敵の行動力を削る)ことで、マタハリへの攻撃を抑えて、マタハリでマスターMを仕留められた。マタハリ、まじアサシン。

戦略勝ちできた感があって満足。

アーチャーは使い途がなかったので…いなくても勝てたのではという印象を受けた。

第6戦

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サーヴァントの枠は全部使わなくても勝てる感が強くなってきたので、アーチャー抜きの布陣で開戦。

ヒロインXが敵バーサーカー2騎と引き換えに、尊い犠牲になり、イアソンでヘラクレスの足止めする展開にちょっと胸熱になりながら、最後は挟み込んでミスターMの負けを確定させてジ・エンド。*5

総力戦を想定して、高レアを投入したのに、楊貴妃とマーリンの出番がなかった…。

・・・

第4戦,5戦が、戦略勝ちを想定したと思われるステージ構成だったので、

そろそろ

『戦略よりも、戦術が物を言う総力戦*6がくるのでは!』

と思ったのだけど、行動力が25(最大で2回しか戦闘できない、2回戦闘するとサーヴァントを十分に移動させられない)、というのがネック過ぎて、期待したような熱いバトルにならなかった。

やはりこれはFGO (RPGベースの戦略SLG風味のゲーム) であって、

自分が当初期待した本格的な戦略SLG(戦略がキーとなるゲーム)ではない、

ということなんだろうか。なんともはや。

いや、わかってる。攻略には戦略が必須、なんてレベルに設定すると、一般的には投げ出すユーザーが多いだろうから、、、まぁ、そんな難易度調整はしないよな…。

第7戦

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てきとうに配置。

よく見ると、アストルフォに無敵貫通がついてたり、敵マスターの行動力が35になってたりで、

『すわ!遂にゴリゴリのバトル開戦か!』

と思ったら、今まで通りのパターンでクリアできた…。拍子抜け。

サーヴァント2騎(小次郎と弓アルトリア)を敵の足止め(行動力の浪費)目的で犠牲にし、その間にオジマンでデオンを倒して、ミスターMを撃破。

オジマン、クラス相性を気にせず殴り倒していくのでつおい…。

・・・

クリア後に友人と

『ムニエルだから意図的に弱くした(攻められるとテンパって、逃げを優先したり、無意味な行動をとったりする)』

という可能性もあるかなぁという話をした。

さもありなん。*7

今後も定期開催(!?)されるっぽいので、難易度アップに期待したいところ。

ボックス周回

50箱で、今まで育成が滞っていたキャストリアとマーリンをスキルマにできたので、もうお腹いっぱい感。

今まで『システム』(宝具3連発ができるパーティ構成)ってゲーム性が著しく下がるしなんだかなぁ…、と思っていたのだけど、今回、無心になって周回する(集中力0で周回する)にあたり『システムじゃないと…ちょっと』という気分になった。

なるほど、こうして人類は『システム』を見出したのか(つら

無心で周回するために、アマプラで『魔術師MERLIN(マーリン)』を見始めた。FGOがきっかけで色々と調べるようになり、元のアーサー王伝説やファンタジーにも詳しくなったおかげで、他作品を今までより楽しめることに気づく。

FGOの周回やめて魔術師MERLIN見ようかな…、という程度には面白い。

3T周回の変な構成を考えて遊ぶ

周回するのはノーサンキューだけど、『5 or 6積みで3T周回できる構成を考える』のは楽しいと気づいた。

3期伝説級 シバの女王で6積み3T

シバの女王(推し)と水着巴(推し)を使って3T周回できることに気づいてテンションが上がる。

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最初、カード運によって安定しない問題をどうしたものかと思ったのだけど、試行錯誤してみた結果、カードの采配によってスキルの使用タイミングをパターン分けすれば対応できると気づいた。

  • 1Tに 巴のアーツカード「あり」の場合
    • 1T:巴 アーツのクリ殴り
      • シバの女王S1, S3,
      • 巴S1, S2, S3
      • キャストリアS1, S2->シバの女王、S3->巴
      • オダチェン
      • キャストリアS1, S2->シバの女王、S3->巴*8
    • 2T:シバの女王 宝具
    • 3T:巴 宝具
  • 1Tに 巴のアーツカード「なし」の場合
    • 1T:巴・シバの女王 クリ殴り
      • シバの女王S1, S2, S3
      • 巴S1, S3
      • キャストリアS1, S2->シバの女王、S3->巴
      • オダチェン
      • キャストリアS1, S2->シバの女王、S3->巴
    • 2T:巴 アーツクリ殴り*9、からの、シバの女王 宝具
      • 巴 S2
    • 3T:巴 宝具

シバの女王と水着巴、ともにクリバフがスキルマで100%なので、クリティカルがえぐい。

それにしてもシバの女王の横バフ・星出しをフル活用できる日がくるなんて…。ふだんは器用貧乏感があるだけに感無量です。

・・・

なお、1Wave,2Waveともに水着巴のアーツカードが出なかったりすると事故ります。延長線(4T目)に入るとバフが切れて途端に火力が出なくなるので、テンションだだ下がり待ったなし。

3期伝説級 アルトリア1人で5積み3T

友人とFGO談義してて、アルトリアはこの前のスキル2強化で任意のタイミングでバスターカードが切れるようになって使い勝手良くなったし強くなったねー、って話ししてる流れで、

「宝具のNPリチャージ」と「スキル3」+「NP50%供給」で、宝具2連発ができるというのを知り、

『もしや、カレスコ付きアルトリアだけ*10で3T周回できるのでは!?』

と思い試行錯誤したらできた。自分でも予想外に、安定して5積み3T周回できてる…。オダチェンなしでエクスカリバーを2回放つだけなので、体感的には周回が速い気がする。なお、宝具は2でも可。1でいけるかは不明…(行ける気はする)。

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アルトリア、並外れてつおい…。*11

それにしても、マーリンにサポートされながら、アルトリアが一人で3wave蹂躙って、なんだかエモくない?

  • 1Tに アルトリアのカードが2枚以上の場合
    • 1T:素殴り*12
      • アルトリアS1
      • マーリンS1
    • 2T:宝具
      • マーリンS3
    • 3T:宝具
      • スキル全部盛り
  • 1Tに アルトリアのカードが1枚以下の場合
    • 1T: 宝具
      • アルトリアS1
      • マーリンS1
    • 2T:クリ殴り*13
      • アルトリアS2以外のバフ全部盛り
    • 3T:宝具
      • アルトリアS2

・・・

まぁ、この構成もスキル使用のタイミングが複雑なので周回の実用性はない*14ので、『推しを、エモい感じで使いたい』人向け(とは

なお、この構成は、1Wave, 2Waveでやたらクイックカードが揃ったりなどすると、思ったより事故ることがあります。アルトリアさんの素の火力が高いおかげで、こっちは延長線に入っても4Tで終わる。

*1:敵に行動力を浪費させる目的

*2:いつもは1,2回試して、それでダメなら攻略サイトを見て戦略を練り直して再トライ、って流れで楽しんでるので

*3:ロックマンのボス戦前みたい!

*4:このあたりは、戦略を考えなくても勝てるようにする&課金者への優遇措置、としてゲーム外のバランスをとっているのかしらん。

*5:将棋みたく詰んだら投了してくれたらいいのに

*6:イスカンダルの宝具のノリでバトル!!

*7:が、イベントの告知がはじまってから出たことや、登場キャラの多さに対してシナリオが薄いこと、初期の不具合の多さから、個人的には、開発スケジュールが押して、バランス調整をし切れなかった可能性もあるかな、と思ってる。

*8:スキルで星は十分に出せるので、あとは巴がオーバキルできるようカード順を調整。バフと、クリティカル&オーバーキルのボーナスで、一気にNPが100%に

*9:アーツカードがない場合、詰む。とはいえ、このケースは1Wで巴のアーツカードが出てないケースなので、高確率で2Wではアーツカードが出る。

*10:アタッカーは、という意味

*11:バスター宝具でNPリチャージ&NPチャージスキル持ちは2連発できる、といえば、クラスは違えど槍アルトリアも同じ運用ができるかと思いきや、クリ殴り用のスキルがない。似たような宝具&クリ殴りができるモードレッドは宝具のNPリチャージがない。アルトリアだけ、頭一つ抜けてる感がある。

*12:バスターボーナスがつくようにカード順に注意

*13:バスタークリティカル1枚で 15万前後のダメージが出るのでエグい…。

*14:集中力が切れると高頻度で事故る