豆の挽き具合をどう変えても好みの味にならないので、深煎りというか苦味が好きな人に譲ろうかと思っていたのだけど、
虫垂炎の手術をして1週間ぶりに家に帰ってきたら豆のストックが切れていたので、ふつうのコーヒーを飲むよりはと思って、引っ張り出して飲んでみた。
うっかり事故*1で低めの温度(80度くらい?)で抽出したところ、苦味が抑えられてまろやかになり、甘みがでてきて、めっちゃ飲みやすくなった。
しっかりしたコクがあり、酸味控えめ、ほどよい苦味があり、焦がしキャラメルを彷彿させる甘い香り。ミルクとも最高に合う。まさに美味。
好みの味じゃないなんて悪態ついてごめんなさい感。
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湯温でここまで風味が変わるのかと衝撃を受けた。
常々、温度管理は大事だと人から聞いていた&本で読んでいたのだけど、沸騰直後のお湯は論外として*2、90度くらいで抽出すれば大抵の場合問題なかったので90度前後でFixしていたのだけど、認識を改めねばと思った。
豆の挽き具合&ドリップの時間では調整できない領域があることに改めて気づいた次第。
広く言われていることだけど
- 豆の挽き具合
- 抽出温度
- 抽出時間*3
が、風味に対して強い影響を及ぼすのだなと体感した。
電気ドリップケトルの導入
以前に友人が『(湯の温度の)1度の違いはよくわからないけど、2~3度違うと、風味が分かるレベルで変わる』と言っていたことを思い出し
ドリップ時の温度管理を厳密にやりたくなってきたので、友人おすすめ(『 HARIOの電気ドリップケトルとこれを両方買って使い比べたけど、性能的に差がなかった』とのことだった)の温度調節機能付き電気ドリップケトルを発注した。
見た目的には、アイリスオーヤマから最近?出たっぽい電気ドリップケトルが綺麗で気になったのだけど、レビューを見てみると『蓋が全開で開かない』とのことなのでメンテしにくそうなので、やめた。