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電動ミル Cores(コレス)コーングラインダー C330 を使った感想

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コレス コーングラインダー C330を2週間ほど使ってみての感想を書いてみる。既にハンドドリップの技術の追求になくてはならないアイテムになってる。

コレス コーングラインダー シルバー C330

コレス コーングラインダー シルバー C330

  • 発売日: 2020/02/21
  • メディア:

電動ミルで思ったように豆を挽ける様になった所感

手挽きミル(POLEXのやつ)からこれに変えてから、コーヒーのクリアさが上がった(雑味が減った&味のバラツキがなくなった)感がある。

粉の粒度が今までより揃っている、というのもあるけど、手挽きミルで挽いていて気になっていた『狙ったより細かく挽けてしまった粉(微粉)やチャフ』がほとんど混じらなくなった*1のも効いている気がする。

もっとも、電動ミルに加えて他の器材も揃えて、厳密にハンドドリップの際の抽出パラメータを計測するようになったので、ミルのおかげでコーヒーの風味が変わったのかは正直よくわからない。

なにはともあれ、電動ミル、温度調整機能付きドリップケトル、ドリップスケール(タイマーと一体化した秤)の組み合わせを使うようになって、

風味の再現性が上がり、風味の調整を試行しやすく*2なったのが何よりの収穫。

挽き具合・抽出時間(≒抽出速度)・抽出量の全てがコントローラブルになったことで、狙ったところに風味をもっていきやすくなった。

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研究室時代の恩師(教授)が

『「ものづくり」の研究においては、どんな優れた加工技術も、相応の計測技術がなければ、意味をなさない*3ので、「計測技術」も「加工技術」と同レベルで重要』

って言ってた気がするのだけど、

まぁビジネス的に言うならPDCAを効果的に回したいなら、過程や結果の「計測」が重要って話に、一般化出来るわけだけど、

コーヒーのハンドドリップにおいても、

  • P:  抽出条件を決める
  • D: 淹れる
  • C: 風味を確認する
  • A: より良い抽出条件を再検討する。

とすると、P,D,Aにおいて抽出パラメータを定量化する(計測する)必要があるわけで、計測技術って重要だなぁと改めて思った。閑話休題。

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今までは、ドリップの技術(腕)を磨こうとしても計測技術がなく、感に任せたままだったので、大して成長できなかったのだなぁとも思った。今まで、一部のパラメータ(湯の温度や抽出時間)を比較的ベターな条件で固定して、挽き具合を変えることで風味を調整していたものの、結局それはローカルミニマムに落ち着いていたに過ぎなかったのだろうなと。

これに気づけたのは自分的に大きな進歩。

Cores コーングラインダー C330について

C330自体についての感想は、下調べした際に見つけたYoutubeのレビュー動画にだいたい同じ。

nyme.clockahead.com

  • コーヒー粉を受ける容器の蓋は、もうひと工夫欲しい。
    • 個人的に、豆は挽いたらすぐ使うので、普段外している。
  • 挽き具合は、無段階に設定できるけど、クリック感があるのは0.25刻みくらい。
    • 実質40段階くらい。※クリック感がない場所は再現できないので自分は使わない。
    • 中粗挽き~粗挽きをかなり細かく調整できるので、スペシャルティコーヒーを飲む人は重宝すると思う。
  • 各部のパーツを組み付ける音が良い。
  • 分解清掃が楽
    • 最初は手挽きミルより清掃がめんどくさく感じたのだけど、慣れたらちゃちゃっと終わる。
    • カメラ用のブロアーを使うと、本体についた微粉を簡単に吹き飛ばせてオススメ

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こんな感じで粉の出口に微粉がたまる。のだけど、ブロアーを使うと一発で吹き飛ばせるので、手入れが楽。

余談

カッピング審査や競技会で求められるような、より厳密なレベルになると、ドリッパー内でのお湯の温度変化を見るために*4温度計を使うと知った。

*1:静電気でミル側にひっつく

*2:抽出パラメータを意図する方向に振りやすく

*3:加工結果を確認できず、再現性ある試行錯誤ができないので、最終的な「もの」が出来ない

*4:温度が変わると、コーヒーの粉から抽出できる成分が変わってくるので、ドリッパー内の温度を測るのは理にかなっている。