ゲーム・オブ・スローンズ シーズン8

シーズン8を見終わった。ついに完結。妥当な終わり方だったように思う。

ネタバレありで、良かった点、イマイチだった点を。

良かった点

今まで同様、映画作品のような圧倒的なビジュアル。

北部での闇の王との戦闘は、圧倒的に絶望的な状況下での最後の逆転劇。追い詰められていく中でなにか奥の手が登場するのかなぁと淡い期待をしたのだけど、それはなく。まぁ、あれだけ不利だと、戦略的には敵将の暗殺しかありないので納得のチェックメイトだった。

そして、ついに闇落ちするデナーリス(闇落ちというか、狭い見識に『私こそが正義』という使命感が組み合わさり、妄想に囚われたというか。褒められたものではないけれど、その行動はジャンヌ・ダルク的だなと思った。)

そして、新たな悪のシンボルとなったデナーリスと、サンサ・スターク(or アリア・スターク)とのバトル勃発かと思いきやの、終幕。

そして、最後に玉座についた人物の意外感。(意外ではあるけど、たしかに、生き残った人物の中でもっとも能力的に妥当ではある。)

イマイチだった点

悪くはない落とし所(ストーリーの展開)だと思ったのだけど、見終わってから1日経って振り返ってみると、消化不良感がある。

なんかこう、頭では、こういう展開になったことを理解できる反面、ストーリー上、各キャラクターの心情の掘り下げが足りておらず、各キャラが『なぜ、この行動をとったか』がいまいちしっくりこない感じだった。

シーズン8は、駆け足でプロットを追った感を受けた。

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『人の醜さと逞しさをこれでもかってくらいリアルに見せつけてくる』のが本作のウリだと思うのだけど、今までに比べれば普通のラブロマンスっぽくなっていた。全ては『愛に始まり愛に終わる』的な印象を受けた。

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ティリオンが、デナーリスに惚れて判断を誤り続けるに至る流れがちょっとよくわからなかった。いや、何度もデナーリスを見限るポイントがあったと思うのだけどなぁ…。

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戦闘シーンに至っては、ほんとうにこんなに尺いるかなぁという疑問を感じた。

北部での戦闘や、レッドキーパーでの戦闘など、視点(キャラクター)が変わるけど、同じように戦地の惨状を見せているだけに過ぎないシーンが延々と続いたり。

個人的事前予想との答え合わせ

nyme.clockahead.com

スターク家は、案の定、無双だった。なんかほんと異能集団だよね…。

シオン・グレイジョイ、最後までかっこよくて、超良かった。今シーズンのVIPでは。

アリア・スタークが、ラニスターを暗殺に向かったのは蛇足かなと。夜明けを迎えた時点で、もう行っちゃダメだろって思った。

ターガリエン家は、ほんと感情的になりすぎだった。いろいろ仕方ない感。

ラニスター家は、うーん。今まで悪いやつだったのだけど、シーズン8ではそこまで悪いやつに見えなかった。デナーリスが悪役を通り越して、誰から見てもヤバい狂人みたいになってたのがなぁ…。

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モーモント家、

ジョラー・モーモント、まさかの退場。まぁ、でもこのあとのデナーリスを思うと、退場で良かったような、いや、残ってたらストーリー変わってたような

リアナ・モーモント、あまりにも優秀すぎて、ゲームバランスを破壊すると判断されたのか完全に今回はモブだった。

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アリア・スターク、闇の王暗殺しちゃったし、最強で間違いない。

ハウンドとマウンテンのバトル、完全におまけだったのだけど、まぁそれにしても、怪獣大決戦すぎた。マウンテンやばすぎ。女王の近衛兵にしなければ、一人で王国1つくらい滅ぼせたのでは…。