作り手側の誘導に乗って見ていたらと、後半の展開でうわっ…、てなった。精神をジリジリと締め付けられるような、ハラハラする作品だった。良かった。
登場人物が少なく、極めて限られた舞台設定という『低予算で箱庭』という感じから『トランス・ワールド』を思い出した。
トランス・ワールドが、後半パズルのピースが加速度的にはまっていって真実が明らかになって終わるのに対し、
EXOは、真実がうわぁああ…(ネタバレ防止の為、擬音表現)という展開で判明する。
Amazonのレビューで指摘があったのだけど細部の設定など煮詰められているかというと判断が難しいところだけど、よくある展開に対するカウンターともいうべきアイデア一本で勝負してる感があって、なかなかパンチが効いているなと思った。個人的にはハマった。