$*nyme

blog of a man, by a man, for a better future

MENU

α7RIII のボタンカスタマイズ 参考資料の紹介

f:id:d_ymkw:20191212110538p:plain
走り回るこどもたちをノーストレスで撮り続けるためのボタンカスタマイズ(自分の場合)

購入当初、α7RIII はカスタムできるボタンが多いうえに割り当てられる機能が多すぎて、どう使いこなしたものか悩んでいたのだけど…*1

メーカー側のボタンの設計意図を知ろうと思って、SONYの公式ページを調べていたら、α7RIIIと同様のボタン配置のα9のボタンカスタマイズ例 とその解説記事が見つかった。

多彩なAFモードの違いに関する説明や、具体的なボタンの使い分けが載っており、とても参考になった。

自分的にはとても良かったので、α7RIII (α7IIIやα9も同様…のはず) のボタンのカスタマイズに悩んでいる人向けに、ざっくり紹介してみる。

※ 以下の資料をベースにボタンのカスタマイズをしてから、1年が経過。十分に煮詰まった(動き回るこどもの撮影においてはベストかなと思えるくらいになった)ので、末尾で紹介してみた。

AFのフォーカスエリア設定の解説

f:id:d_ymkw:20191212132724p:plain

support.d-imaging.sony.co.jp

フォーカスエリアの各設定項目の意味、および選び方について解説されている記事。

「ワイド」や「ゾーン」、「フレキシブルスポット」に「拡張フレキシブルスポット」と、何の解説もなくAFのメニュー画面に並んだ単語に戸惑った人は多いハズ(いや、自分がそうだったのでそう思いたい…)。この記事では、各設定の使い分け方がまとめられている。

α9用の解説記事だけど、α7RIII, α7III も共通だと思う。

余談だけど、しれっと画面内に複数人が存在する場合の撮影Tipsが載っていた。『フレキシブルスポットで顔を選択した状態で、瞳AFを作動させると、その顔の瞳を狙える』とのこと。『画面内に複数人いる状態で瞳AFを作動させると、誰にピントが合うかわからない』という問題があるのだけど、その問題を解消できる。

より細かな設定の話

support.d-imaging.sony.co.jp

α9用ながら、競技別(!)のおすすめの動体撮影設定の一覧表がページ下部に掲載されている。おそらくプロのスポーツカメラマン向けの資料かな。神資料。

この資料を眺めると、各フォーカスエリア設定(の動体検知アルゴリズム)がどれくらいの『動き』を想定して設計されているのかが、ぼんやり見えてくる。α7RIII ではそのままは役に立たないと思われるのだけど、自分でフォーカスエリア設定を使い分けるときの目安になる。

ボタンカスタマイズ例集

www.sony.jp

撮影シチュエーションごとに(!)、割り当てる機能のオススメが例示されている記事。利用シチュエーションが細かく具体的に解説されているので、SONYがスポンサーをしているプロカメラマンの設定がベースじゃなかろうか。

自分のふだんの撮影シチュエーションに合うカスマイズ例を選ぶと参考になると思う。

自分の場合

最近はもっぱら『動き回るこども』を撮るのがメインなので、動体撮影用のカスタマイズ例が参考になった。(例をベースに、普段使う機能を入れ込むようにちょっとカスタム。)

ふだんのベースとなる設定
  • ダイヤルは「P」
    • 「P」では、シャッターボタンを押すたびに被写界深度 or シャッタースピードがばらつく場合(こどもが明暗差のある中を走り回っているとき、など)は「A」or「S」
  • 「C1」 ボタンに「低速限界の設定」
    • ふだんは余裕を持って 1/250 ~ 1/500 sec くらいを低速限界に設定(急にこどもたちが動いても被写体ブレを抑えられるように)
    • 走り回る場合、1/1000 secより速く、室内での立ち止まっての撮影なら、 1/50 sec前後まで落とす(光量の確保優先)
  • 「AFフォーカスエリア設定」は「フレキシブルスポットS」
    • 狙った構図・タイミングで撮るように現場の状況を作り込むのを基本として
    • 下記のボタンで、臨機応変に対応する方針

ボタンカスタマイズ

f:id:d_ymkw:20191212110538p:plain
走り回るこどもたちをノーストレスで撮り続けるためのボタンカスタマイズ(自分の場合)

撮影時に状況に応じて切り替える必要がある操作(AFモードの変更など)を、シャッターボタンに手をかけたまま操作可能なボタンに割り当てた。

  • 「AF-ON」ボタン:「ロックオンAF:拡張フレキシブルスポット」を割り当て
    • こどもが動き出した時、走りまわっている時に。
    • めちゃくちゃ食いつく。動体をストレスフリーに撮れるのはこの機能のおかげ。フレキシブルスポットで軽くAFポイントを指定したあと、AF-ONを押すと、あとは画面内にいる限りトラッキングOKな感じ。
    • 静物でも上手くトラッキングできるので、フレキシブルスポットでAFポイントを指定したあと、AF-ONを押して、ピントを合わせたまま構図を変更する、という方法に使える。
  • 「AEL」ボタン:フォーカスエリア設定「ワイド」を割り当て
    • 急に想定外の位置にこどもが入ってきたときなど、に使っている。
    • ※ ある程度の大きさで画面に写っているときは、雑にワイド設定でもいい感じにフォーカスが合う(設定されるAFポイントが狙ったとおりになる)印象を持ってる。
    • こどもたちの写真をとりながら、合間合間に風景を撮るときにも、これでワイド設定に切り替えている。
  • 「C3」ボタン:瞳AF (ほぼ意味無し)
    • このボタンは、EVFを覗いてシャッターボタンに指をかけた状態で操作するのは厳しいので、ほとんど使ってない。
    • こどもたちの警戒を解くためだったり、下から見上げるようなアングルで撮りたいときなど、『モニタをチルトしておじぎした姿勢で撮るとき』は自然に押せるので、そういうときに使うくらい。
  • レンズの「フォーカスロック」ボタン:瞳AF
    • 瞳AFは、だいたいこっちで使ってる。

*1:しかもAFはモードが多すぎて『どういったシーンでどのモードを使ったらいいのか』がわからなかった。そのため購入当初は、スポットAFしか使ってなかった…