ダンジョン飯、個人的に7巻からグッと作品に深みが出てきたように感じていて、8巻も引き続きいい感じに深堀りが進んでいるように感じた。8巻も安定の面白さ。
- 作者: 九井諒子
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2019/09/14
- メディア: コミック
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個人的に、1~6巻までの一直線な感じ(主人公たちが山あり谷ありながら、ダンジョンに潜ってモンスターを食べつつ、妹を助けるという流れ)に対して、7 巻からは主人公というよりダンジョンを取り巻くマクロ的な周辺の状況にフォーカスが当たってきて、群像劇っぽさが出ており作品に深みがグッと出てきたように感じる。
それでいて、モンスターの調理ネタは尽きることなく、作者の創作意欲には脱帽せざるを得ない感じ。
毎回わけのわからない料理を食べてるのだけど、見ているとお腹が空いてくるので、脳で美味しそうと判断している模様。ダンジョン飯を読んでいる時には、βエンドルフィンでてるのかもしれない。作品の面白さに、料理の美味しさが加わって、脳内では相乗効果で面白いと判断しているのだろうかと、ふと思った。(だとすれば、料理マンガって二重に楽しめてお得なのでは…)