iPhone Xを購入して、Androidで常々感じていたストレスが軒並み解消した。
良かった点
当り前のことが当り前にできて、かつ何をするにしてもストレスを感じない。
久しぶりにiPhoneつかってみて、ハードからソフト(システムからアプリまで)が垂直統合されていると、こんなにも体験が変わるのかと衝撃受けてる。
- 顔認証マジ神
- ベースになっているkinect技術が貴い
- システム全体に無駄がないデザイン
- 全面ディスプレイに、操作系・画面構成に至るまで完成度の高さが感じられる
- フリック入力で取りこぼさない!!*1
- ちゃんと電話できる!!*2
- カメラ性能
- 通常撮影も、ポートレートモードも満足できるクオリティ
- Apple pay
- Androidのおサイフケータイ以上にスマートな実装で使いやすい
- 筐体の質感
雑感
Androidでも似たようなことはできるのだけど、システムレベルで綺麗に統合されていると、得られる体験が違うなぁと。
今まで使っていたAndroid端末は、雑多な会員券(おサイフケータイ)用に使うことにした。
これを機に、用途に合わせてAndroidとiOSで分業した結果、スマホもサクサク動くようになったし、かなりライフスタイルがシンプルになった。結果オーライ。
購入前は前面ディスプレイになったことで修理費用がめっちゃ高いと聞いて気になっていたけど、Apple Careに入っておけば、手厚いサポートと無償のバッテリー交換サービス+修理費用を無視できるレベルに抑えられるので問題ないなと。
総じて、価格に見合う価値は十分ある。
カメラに関して
iPhone Xに限らずスマホで見るには十二分な性能。
夜景も綺麗に撮れることにびっくりした。
日中など十分な明るい状況で撮った写真は◎なのだけど、
低照度下での写真(高ISOでの撮影写真)に関しては、4kの大型ディスプレイ(大型・高解像度な画面)では、細部の潰れ具合が目も当てられない感がある。
このあたりは、まだセンササイズの壁は越えられていない雰囲気。(そのうち越えるのではという気はする)
スマホで完結する限り、欠点らしい欠点もなく、iPhoneのカメラアプリの画像処理(後処理;ポストプロセス)が、小型・高解像度なスマホ画面に最適化されているように思えた。
ポートレートモード
ポートレートモードは制限が多く万能ではないのだけど、実用性は高い感じ。
制限については、被写体までの距離が0.4m~2.5mであることの他、被写体に正対していないとボケが不自然になりがち、もしくは、そもそもボケない。
これに関しては、海外記事か何かで、iPhone Xの撮影写真(RAWファイル)のDepthマップが可視化されているのを見たときに、深度情報がけっこうザックリであることが分かっていたので、まぁそうなるよね、という感じではある。屋外では赤外線量が多いので、kinectは使えないにしても、技術的ブレイクスルーを期待したいところ。
とはいえ、制限について理解しておけばどうということはなく、ポートレートやテーブルフォトなど、スマホで写真を撮りたいシチュエーションの多くをカバーしてくれるのでかなり良さみが強い。
というか、スマホで人と共有する写真であれば、ボケのおかしさより、被写体がはっきりとすることのほうがメリットが大きいので、多用している。