うっかりiPhoneを家に忘れたところ、その日一日、仕事や読書が捗った。
連絡手段が全く無くなったため、家族と連絡がとれず、さすがに不都合があったものの*1、スマホを捨てるのも良いかもしれんと思った。とはいえ、スマホを捨てるわけにはいかないのだけれど、
現実的な妥協点として、スマホをやめて携帯電話に回帰するのはどうだろうかと思い、最近、妙に増えつつある気がする『ガラケーみたいなスマホ』(ガラホ;フューチャーホン)なのかスマホみたいなガラケーなのか、ちょっとなんだかよくわからないもの(めんどくさいので、携帯電話、ということにする。)について調べてみた。
目次
infobar XV
外観のみならず、ソフトウェアのUIまでも、昔使っていた携帯電話 infobar2に似ている*2。外観(ハードウェア)の造り自体にかなりのコダワリが感じられるのはもちろんこと、ソフトウェア的にも相当に気合を入れてAndroidをカスタマイズした感がある。エンジニアの情熱パない。
強制的にau回線縛りになるのだけど、唯一無二なので、こればかりは致し方ない感ある。
初値は5万円くらいらしい。いろいろと潔さが感じられる価格設定。端末単体での販売はされないっぽい。2年縛りなしで契約できれば良いのだけど、出てこないことには、その辺りよくわからない雰囲気。
深澤直人氏がデザインされた製品って、発売当時も、ビビッときて初見で『やばい!これは好きなやつだ!』って感じだったのだけど、今見ても、やっぱり好きだなぁと。
au Design Project*3の製品もそうだし、無印良品の電化製品とか、最近だとPanasonicのシステムキッチンとか家電とか。
流行り廃り感がないというのか、『時代を越えて良いなぁと思える普遍的なデザイン』という感じが素敵というかカッコいいというのか。
こういうモノづくりがしたいものだなぁ。
カードケータイ KY-01L
重量47gとか書かれていて、めっちゃ小さい&軽そうな感じ。電子ペーパーをディスプレイに採用しているのが目新しい。docomo回線縛り。
電子ペーパーがディスプレイということで、使用感どうなんだろうなぁ、と思ったのだけど、電話ができて本が読めない小さなkindle と考えると、まぁだいたい合ってるんじゃないだろうかという気がしてきた(てきとう)。
ガジェットとして見ると面白みがある(以上)。
ワンナンバーフォン ON 01
スマホの子機として振る舞うらしい。ふーむ?
docomo回線縛り。
NichePhone-S
対応回線が3Gのみ。docomoが2020年で3G回線は停波させるという話もあるのでこれはアウト。
NichePhone-S 4G
上記のLTE対応版。
携帯電話がほしい、というのであれば、価格的にも最も現実的な(気がする)選択肢。
un.mode phone01
クラウドファウンディングで少し前にこんな機種が発売された?らしい。
NichePhone-Sよりデザインが好み。
雑感
infobar XV、が唯一無二だと確認できてよかった。
※ 個人的に購買意欲がわかないため、検討しなかったのだけど、正真正銘のガラケー(折りたたみの携帯電話)については、2018.11月現在でも各社から何台か出ている。ちゃんと LTE対応なので当面使える。
*1:いや、まぁ自分は困らなかったのだけど。そういうことを書くと怒られるので(以下略
*2: Penのインタビュー記事によると、初代infobarに似せているらしい。初代は使ったことがないので自分にはわからないのだけど、さもありなん。
*3:このプロジェクト、まだ生きてたんかーい!みたいな想いはある。