江戸川区の春花園 BONSAI美術館に寄った帰り路に、cafe bless meに。
入り口の看板を見て、良い雰囲気だなぁと。
『好みの豆を、(自宅で)自分好みに仕上げて飲んでほしい』というスタンスは、商業的な香りがしないでもないけど、嫌いではない。
店に入った途端、珈琲の香りに包まれた。
あっさり目の珈琲が飲みたかったので、中煎りのグアテマラSHBを選択。
雑味が徹底的に取り除かれて、とても飲みやすかった。
メモ
マスターの奥さんから教えて頂いた話
- 珈琲豆の煎り方による違い: 浅煎り ←→ 深煎り
- 傾向としては
- 浅いほど、酸味 強 ・ 苦味 弱
- 深いほど、酸味 弱 ・ 苦味 強
- ※ 浅煎りである程、コーヒーの実の元の味(フルーツのような酸味)が残る
- 見た目色の違いで分かるので、煎豆を鑑賞するのもポイント。豆は透明の容器に。
- ※ 慣れてくると見るだけで、だいたい味が想像できるようになる)
- 深煎りのほど、油が出てきて色が濃くツヤテカ
- 珈琲豆の挽き方による違い: 細挽き ←→ 粗挽き
- 細かく挽くほど、酸味や苦味が出やすくなる。(と、同時に渋み・雑味も一緒に出て来る)
- 荒く挽くと、サラリとした感じに。
- 狙った粒度に均一に挽けることが重要
- 粒度の異なるものが交じると味にムラがでる。
- ピッキングの重要性
- 生豆の状態と、煎った後でのピッキングが必要。
- 生豆の状態: 豆の状態が悪いものは取り除く
- 煎った後: 煎り具合にムラが出るので、目的の煎り具合と異なるものを取り除く
- バラツキを残したままだと味にムラが出る。
- 生豆の状態と、煎った後でのピッキングが必要。
カフェ・バッハグループについて
お店の紹介文に『バッハグループ』という肩書がついていたのが気になったので調べてみた。
珈琲豆の仕入れを共同で行う他、珈琲豆の扱い方(焙煎~淹れ方)をグループ内である程度統一しているっぽい。