筋トレの話ばかりしていたら、妻に教養になることをするように言われたので、江戸川区の春花園 BONSAI美術館に寄ってみた。
春花園は、毎年正月の番付番組で出てくる1億円の盆栽を制作された小林國雄氏の自宅(豪邸)兼アトリエ的な場所だった。
自由に歩き回って、写真を撮っていいとのことだったので、気に入った盆栽をパチパチ。
手入れ中の作品を写真に撮っていたら、時間がかかりすぎてしまい、高価な盆栽はささっと案内して頂いて見るだけで終わってしまった。
ちょうど小林國雄氏が次の展覧会に出すための盆栽を手入れされていたのだけど、『ハサミ一つで儲かるので良い』という趣旨の話を力説されていて、突き抜けてるなぁと。
メモ
盆栽の鑑賞方法
盆栽は、正面から見るように手入れされているとのこと。特に、幹を見せるように葉が手入れされているとのことだった。
あとは、裏から見ると、葉を鑑賞するような感じになる模様。
斜めからとか横からとか見ることは考慮されていないとのことだった。
盆栽のレベル的なもの
盆栽というと、松がスタンダードなのかなと思ったのだけど、
初心者は苔など育てやすいものからはじめて、椿など花が咲くもの(変化のあるもの)、最後に、松あたり(常緑樹;変化がないもの)に到達するものらしい。
盆栽の価値は極めて王道・スタンダードで、大きくて立派なものが良い。とのこと。
できるかぎり自然のままのものが良いらしい。ハイレベルなものは山の崖に何百年も生えていたようなものを取ってきて、上の方を少し手入れしたりとかそんな感じらしい。いかに自然のまま美しいものを見つけてくるかも重要な模様。