より良い方向に向かって生きるための道標。
になるかもしれない行動指標をまとめてみた。
最初に(参考にした本の話)
あげまんとさげまんの違い、を軸とした女性向けの自己啓発本の類(だと思う)。Kindle Unlimitedに登録された本を乱読している中で見つけた。
本来のテーマにとどまらず、著者の人間観察結果の集大成ともとれる内容で興味深かった。
- 作者: 中谷彰宏
- 出版社/メーカー: ゴマブックス株式会社
- 発売日: 2014/06/13
- メディア: Kindle版
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女性特有の話(一部、男性特有の話)もあるものの、もう少し抽象化したレイヤーで内容を眺めてみると、『周りにいい影響を与える類の人』と『周りに良くない影響を与える人』とを言語化した本という風に読めた。
そういった視点でみたときに、有益そうな本の内容をざっくり振り返ってまとめてみた。
周りにいい影響を与えられるように、(自分の不注意で)周りに良くない影響を与えないように、自分への戒めも兼ねてのメモ。
当たり前のことだけど、『下記の内容を全部守ると、より良い人生が送れる』という訳ではない。
下記の内容は、『自分が良い方向に向かっているか、良くない方向に向かっているかの指標になるかなぁという程度には役に立つかも』と思ってまとめている。
内容には賛否両論もあるだろうし、自分が端折ってまとめたことで本来の作者の意図が伝わらなくなっている点もあるかと思うので、踏み込んだ内容を知りたい場合はオリジナル↑を参照してください。
前向きに生きていくための20のTODO・NOT TODO
TODO (やるべきこと)
- 自分の身に起きたことは常に「いいことだ」と"論理立てて"解釈する
- ※ 無理やり「いいことだ」と思い込むという話ではない
- 論理立てて、自分にとって意味のある経験となっていることを理解する
- 本を読む
- 『愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ。』
- 過去のデータを元に、不要な失敗は避け、価値のある(失敗を含めた)経験を重ねるようにする
- 常に全力で取り組む
- 「そこそこ」で自分を甘やかさない
- アドバイスに対しては素直に聞く・試す
- 「でも…」と言い訳しない。
- 「イヤ」な状態になったら、その状態を解消できるように即座にアクションを起こす
- 「イヤ」な状態でブツブツ言わない
- うまくいったことを話す
- うまくいかないことを得意気に話さない
- 運が悪い自慢はNG
- 何事にも感謝の念を忘れない
- 人に育ててもらったこと、運を手にできたことなど
- 自分の力でどうにかできたと思い上がらない
- 人から恨みを買うことを恐れない
- 必要ならば、全て捨ててリスタートすることを躊躇わない
- 日々、淡々とこなす
- 心の平穏を得ること
- 不必要な感情の起伏は避ける
- 「成功している人」と「幸せな人」を見分ける
- 「成功しているが幸せでない人」に目を奪われないようにする
- 奪われないものを持つ
- 技術を身につける
- 時間をかけた努力の上に成り立つものは、急にお金になることはない反面、急になくなったりしない
- お金にはならないけれど決して無くならない
- 失敗してからのことを、失敗する前から考えない。
- 不必要なリスクヘッジは、今取り組むべきことへのリソースを削ることになる
NOT TODO (やるべきでないこと)
- 輝いていない、キラキラしていない、生き生きしていない感じが出ている人には関わらない
- (関わるべきでない)
- 人の努力を否定しない
- 自分にない何かを持っている人は、見えない努力の賜であることを忘れない
- 運の良い人や成功している人を避ける人には気をつける(関わるべきではない)
- 愚痴・悪口・ウワサ話には一切耳をかさない
- 「人から悪口を言われる 」と言っている人は、悪口を言われているのをわざわざ聞いている人なので、要注意(関わるべきではない)
- 悪口には反論しない(関わるべきではない)
- うまくいかないことを、変えようのない「何か」のせいにしない
- 反省し、原因を追求すること(トライアンドエラーで成長する)
- 『あの時こうすればよかった』と考える人は避ける (関わるべきではない)
- 自分の判断に自信がない・信じていない人 (関わるべきではない)
- 人生に『間違った結果』や『正解』なんてものはなく、現実は『自分の想像と違う結果が出た』という事実があるだけ
- ベストな判断をしてうまくいかないときは、うまくいかないことがベストだったと解釈して次に進む
- 駆け引きはしない
- 運命論を語る人は避ける(関わるべきではない)
- 運命を信じている人はわざわざ語らない
- 感情のアップダウンが激しい人には注意する(関わるべきではない)
- ハイテンションな人は揺り返しでかなりのダウン状態になる可能性が高い
- 巻き込まれると、こちらがしんどくなる
- 妙なハイテンションは、心の隙間から生まれている
さいごに
本の中でも書かれていたのだけど、『ポジティブに考える』か『ネガティブに考える』かは、生まれついての資質や性格なんかではなく、その時々のその人自身の心の持ちよう(前向きか後ろ向きかという方向)によるものでしかない。
人は完璧じゃないので、いつでもどんなときでもポジティブに考えられるわけではない。ポジティブに考えられる人がある時はネガティブな考えをすることもある。
自分自身、ネガティブな考えにとらわれ過ぎたりしていないか気をつけたい。同じ時間を過ごすなら、人にいい影響を与えられるようになりたい。
もしも、ネガティブな考えにとらわれている人がいるなら、心の持ちようを変えられるように何とか支えていきたい。