- 作者:(株)OJTソリューションズ
- 発売日: 2013/11/10
- メディア: Kindle版
全面的に同意、な内容だった。一部、生産工場特有の話かなと思うようなところもあったのだけど、ほとんど誰にでも役に立つ整理整頓の話だった。
自分の整理整頓・掃除のポリシーが言語化されて再認識できたと同時に、全肯定された気分になれて心地よかった。
整列と整理・整頓の違い
単に綺麗に揃えるのは「整列」であって、「片付け(整理整頓)」ではない
「整理する」とは、いるものと、いらないものをわけ、いらないものは捨てること。そのためには、あらかじめ「不要」の判断基準が必要となる。
「整頓する」とは必要なものを、必要なときに、必要なだけ、取り出せるようにすること。そのためには、あらかじめ「何が、いつ、どれくらい、必要になるか」の確認が必要となる。
なるほどと思ったアイデア
- 現場のものの状況に合わせて区画線を引くと、行動に移しやすくなる
- →マットを引く、線を引く、ゴミ箱の置き場所にマークをつける
整理整頓術でよく言われる「ものの置き場所を決める」という話。
言語化して意識したいポリシー
- 今日使うものだけを机の上に出す
- →今日必要なもの以外は、デスクの上に置かない
- モノを持つことはコストになる
- →過剰なモノは日々の行動のさまたげになる。
- →必要以上にモノをためこまない、ストックも計画的に必要になる分をもつ
- 「見ようとしなくても、見える」が大事
- →ふだんの行動の導線上にかたづけの道具を配置する