$*nyme

blog of a man, by a man, for a better future

iOS 13の改善点のうち良かったもの まとめ

f:id:d_ymkw:20191011175742p:plain

iOS13の改善点のうち、iPhone Xで実際に利用してみて良かったものをまとめました。(※ iOS13.1.2を利用)

iOS13の改善点自体は、Appleの公式サイトがわかりやすくまとまっています。このページでは、アップデート後、実際に試してみて良かった改善点のみを抜粋しています。

新機能・改善

ダークモード

f:id:d_ymkw:20191011091418p:plain:h400

ダークモードが追加されるとともに、現在時刻によって自動でライト/ダークモードを切り替える設定が追加された。

自動切り替え機能が個人的に気に入ってる。

普段使っているアプリもある程度ダークモードに対応しており、日が暮れると操作画面のトーンが落ち着くので、目の疲れが軽減されている感じがするのと、気分的に手元で時間の変化を感じられて良い感じ。

パフォーマンスの改善

  • FaceIDの性能向上
  • アプリの起動速度改善、ダウンロードサイズの圧縮

『Face IDの性能向上』は体感でわかるくらい早くなった。今までは、ロック解除中を示すアイコンがアニメーションするのが見える感じだったのだけど、アップデート後は、アイコンのアニメーションを目にすることなくロックが外れる感じに。

Face IDは日常的によく使う*1ため、体感的には、iPhoneの性能が上がったような感じになった。

『アプリの起動速度改善』は、体感では正直よくわかない感じ。

一方、『ダウンロードサイズの圧縮』は、目に見えて恩恵があり、ホーム画面でアプリのアップデートを目にすることが減った。アップデートが劇的に早くなって、アップデートの完了を待つことが大幅に減った感じ。

テキストの編集と移動UIの改善

この改善、言葉で説明しづらいのだけど…、今までに比べかなりテキストの編集・移動がしやすくなった。

  • カーソル移動・範囲選択がしやすくなってる。
  • スクロールバーを長押しで掴んでグイッとスクロールできる*2

バッテリーの充電を最適化

f:id:d_ymkw:20191011101147p:plain

『最適化されたバッテリー充電により、iPhoneがフル充電された状態の時間を減らすことで、バッテリーの劣化速度を抑制する』との機能改善。

80%までは充電器の最大出力で高速充電。以後は、機械学習で推測された利用開始時間よりある程度前に100%になるように、徐々に充電速度を落としていく感じ。

機能を有効にした直後はどう変わったのかよくわからなかったのだけど、1週間ほど経つと、ふだんの利用時間がうまく学習されたようで、いい感じに充電されるようになった。

ケーブルでの接続(USB-A - Lightning、USB-C - Lightning)に限らず、Qi を使った充電でも有効に機能することを確認できた。

一番最新のQiでの充電記録を見ると、不思議な充電の制御*3がされいたのだけど、これがQiの場合だけなのか、ケーブル接続の場合でもこういう制御がされるのかは不明。

いずれにしても、100%の状態が維持される時間が減ったので、バッテリーには良さそう。

コントロールパネルから Wi-Fi アクセスポイント / Bluetooth接続機器 の切り替えが可能に

f:id:d_ymkw:20191011174526p:plain

今まで「設定」を開く必要があったのが、今回のアップデートで、コントロールパネルのWi-Fi / Bluetoothアイコンを長押しすると、直接 Wi-Fi アクセスポイント / Bluetooth接続機器を変更可能になった。

地味に便利。

音量表示がシンプルに

f:id:d_ymkw:20191011173902p:plain:h400

音量変更時、画面隅(縦表示の場合、左隅。横表示の場合、上)に小さく表示されるようになり気持ちスッキリした。

巷では、今まで画面の真ん中に大きく表示されていたのが不評だったらしいので(自分は特に気にならなかったのだけど…)、それを汲んでの改良かなと。そんなに要望出ていたんだなぁというか、ここまで細かな改良を施すのか…、という思いはある。

スクリーンタイム

f:id:d_ymkw:20191011173344p:plain

  • 30日間の使用状況データを使い、過去数週間のスクリーンタイムの数値を比較
  • 複数のAppカテゴリ、特定のApp、またはWebサイトの制限を1つの制限に結合
  • スクリーンタイムの制限時間になったときに、"あと1分"オプションを使って作業内容をすばやく保存したりゲームからログアウトすることが可能

今回のアップデートで統計データを確認しやすくなったり、制限をかけやすくなった。

ふだんから惰性での使いすぎを防ぐためにスクリーンタイムを活用しているので、今回のアップデートは個人的にはかなり嬉しい感じ。

デフォルトアプリの改善

ふだん使っているアプリとしては、Safari、写真、ヘルスケアあたりが改善された。

Safari

  • スクロールバーを長押しで、直接スクロールバーを移動してページを上下に移動できるようになった。
  • 設定で、一定期間を過ぎたタブは自動で閉じられるようになった。

写真

  • デザインが良くなった
    • のだけど、特段便利になった感じ(実益)はないかなぁという…。

ヘルスケア

  • 統計データが見やすくなった。

参考記事

www.apple.com

time-space.kddi.com

*1:画面のロック解除、LastPassでの自動パスワード入力、ApplePay利用時、AppleStoreでのアプリダウンロード時、など

*2:システムレベルでの実装なのでどのアプリでも基本的に使えると思うのだけど、Chromeはできない…。アプリ側のUI実装とバッティングする場合があるのかも?

*3:Qiの急速充電(7.5W)→一旦充電停止?→Qiの通常充電(5W)で徐々に充電速度を遅く