- 作者: つくみず
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2015/05/08
- メディア: Kindle版
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おりしもAmazonで半額ポイントバックキャンペーンが開催されていたので全巻購入。以下、ややネタバレあり。
読後の所感
最後まで読んでみた感想を一言で言うなら
『マジで終末だった。』
最終巻、この先一体どうなるんだと足早にページをめくり、ラストまで行き着いて、呆然してしまいました。
…
いやー、うん、たしかにこうなる。こうなるよね。なんせ主人公たちは、終末を迎えた世界に生きているわけだし。
いや、わかるんだけどなー。
「世界(人類)が終末」を迎えたことをまざまざと見せつけられた上で、なお主人公たちが、この世界とポジティブに向かい合うその強さに救われなくはないんだけどなー、
やー、他のエンディングが見たかったというか、何かこう想像のつかないもので状況がひっくり返ったりすることを淡く期待してしまっていたのだけど
でも、この作品、この世界観だと、こういうエンドになるかー。仕方ないよなぁ、でもやるせないなぁと。
激しくネタバレ
この作品、タイトルに一片の嘘偽りもなく『少女たちが、人類の終末を迎えた世界、を旅行する』お話でした。
ファンシーでファンタジーなキャラの絵柄と対象的に世界観はななかなかリアルに作り込まれており、人類が終末を迎えたあとの世界を旅行したら、こんな景色になるかなぁ、と妙なリアルさがありました。
アニメ版の優しい終わり方
原作に比べると、アニメ版は『可能性という名の余韻』を残したところで終わっていたので、やさしい構成だったなぁと今になって思った。
- 発売日: 2017/10/13
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アニメ版を改めて見返してみたのだけど、音楽・SEも、映像も、作品の世界観をこれ以上ないくらい忠実に再現していて、全体的に良い感じ。
動くチトとユーリはかわいいし、ケッテンクラートは、超動くし、作動音もリアルだしで、最高かよ。