いまいち何が新しいのかよく分からなかったのだけど、3板式のExmorRセンサが初めてってことのよう。
SONYの3板式*1センサ自体は近いスペックでも産業用には以前から存在している。というか、SONYに限らず随分前から存在している。プリズムが必要な分、異なる仕組みで3原色を記録するFoveonよりコスト高になりそうなので、現状コンシューマには降りてこないのかなとも。閑話休題。
それはさておき、ExmorR(裏面照射)センサなので、高感度にやたら強いのが売りっぽい。動画のHDR撮影もできるくらいなので、ダイナミックレンジも相当広そうではある。
ソニー フルサイズミラーレス一眼カメラ「α7SII」ボディSONY ILCE-7SM2
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ところで、α7Sシリーズ、7III、7RIII、9の進化で、元々の動画・暗所特化型というポジションでは存在感が落ちてしまっているように思うのだけど
このセンサのフルサイズ版を載せてくると、ポジションに見合った性能になりそうな気がする。
大穴で、三板式のExmorRS(裏面照射&メモリ積層型)というオプション山盛りの可能性も。(流石にすぐには無理だろうけど…、とはいえ最近のSONYはほんと何を出してくるかわからない感ある)
そんなことしたらα9を越えて、値段が青天井になりそうではある。
*1:光をプリズムによりRGBの三原色に分離して記録する