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ジブリ風のゆるいパッケージとは裏腹に、
ガチなロードバイクものの映画で、レース描写の迫力、登場人物の葛藤が丁寧に描かれているのがグッと来た。
めっちゃ良かった。
弱虫ペダルのような第1線でトップ争いを行うヒーローが主人公、ではなく、主人公が『プロだけど煮え切らない』という絶妙なポジションなのがなんかグッと来た。
続編のスーツケースの渡り鳥も良作だった。
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なんとなくだけど、想定されている視聴者層は『超すごいわけではなく夢を諦めかけている中年』あたりがメインのターゲットじゃなかろうか。