スティールボールラン、ついに読み切った。
作品の感想
全体
近代哲学への導入書 これからの「正義」の話をしようと内容(テーマ)的にはかなり被る部分が多かった。
『これが答えだ!』って感じではなく、各人に答えを考えさせる作品だなぁと。
この歳になってから読めたのは、タイミング的に良かった気がする。
作者 荒木先生について
作者コメント欄を読む限り、哲学書を読まれている雰囲気は微塵も漂わせておられない*1のだけど、すでに近代哲学の王道的な考えに至っているのが凄いなと。
独力でここまで哲学(論理)を構築されたのだとしたら、途方もない時間をかけて考えを練って作品を作っているのだろうなぁと。
そんなことを思った。
物語の展開
ネタバレにならない範囲で。
展開的には後半、
「さすがディオ!」
「おれたちにできない事を平然とやってのけるッ そこにシビれる!あこがれるゥ!」
って感じだった。ジョジョとデュオの対立は胸熱。
荒木先生パない。
この勢いは止められないので早速、ストーンオーシャンを読み始めた。
*1:もちろん、実際には読まれている可能性はある