$* nyme .^.^.0

なにかのmemoだったような気がするブログの残骸。ただひたすらに日々の雑記。

SIGMA 70mm F2.8 DG MACRO | Art 雑感

f:id:d_ymkw:20180607120850j:plain

SIGMAから発売予定の新型マクロレンズ 70mm F2.8 DG MACRO | Art (Eマウント版) がとても良さそうだなと。

www.sigma-global.com

贅沢にFLDレンズを2枚使っていながら、定価で70,000円を切る価格というのは、かなり戦略的な値付けだなぁと*1

・・・

あとは実写性能が気になるなぁと思っていた*2のだけど、

CP+2018でのSIGMA社の山木社長のプレゼンを聞いて、

『あ、これ、現代的な性能(最高性能)のマクロレンズや。』

と感じた。

www.youtube.com

現代的な高価格帯レンズが備える『軸上色収差の少なさ』をキッチリ抑えてきている点がそう思った理由。

これはEマウント マクロレンズの決定版になっても不思議じゃないなと。

・・・

ここまで安くできた秘訣

プレゼン内容などからざっと推測すると

  • インナーフォーカスを諦めた
    • インナーフォーカスを採用する場合に比べ、光学系が複雑化(レンズ枚数の増加やサイズの大型化)することを抑制
  • 自社で、大口径非球面レンズの低コスト化に実現している
  • 自社で、FLDレンズの量産化に成功している
  • 共通仕様で出せるマウントのみに展開する方針
    • 制御周りが特殊なニコンマウントを対象外に
    • 規模の経済効果を最大限いかせる設計
  • なにより会社の方針として、いかに安く提供するかを追求している
    • ユーザーの利益を最大化するためなら、自社の利幅を削ることにも比較的ためらいがない雰囲気

あたりかなと。

会社全体で徹底した姿勢がパネぇ。

余談

プレゼンの中で山木社長が、光学設計者が思ってるであろうこと、を代弁しているかのような部分があって

スペック(仕様表)に出てこない部分でも、レンズ鏡筒内のレンズ群をいかに固定するか、とか、電子部品の配置とレンズの配置とのせめぎあいとか、たくさんのことを試行錯誤して、

予算や物理的制限などをはじめ種々の理由で、盛り込みたかったことを削ったり、デグレードしたり、と苦渋の決断を重ねることで、

最終的な製品(レンズ)が出来上がっている

みたいな話。(うろ覚え)

実に尊いと思った。

こういう人のもとで働いてみたいものだなぁ。

*1:利幅を削ってシェアを取りに来た感がある

*2:いくら安くても純正より劣るのであれば、将来的に書い直す可能性があるので微妙かなと