ポジフィルムをデジカメでコピーして、デジタルデータにする方法。試行錯誤中。
まだ試行錯誤の途中なのだけど、一旦記事にしてみる。
動機
いくつかあるフィルムをデジタル化したくて、
わざわざ買うほどには、使い途が無いんだよなぁと。
思っていたのだけど、ふと思い立って、
デジカメで撮影する方法(いわゆる、フィルムのデジタルコピー)を試してみることにした。
デジタル化のための試行1
フィルムに光を当てる『面光源』として、トレース台を使う方法。
置く順番 |
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ポジフィルム |
白い紙 |
トレース台 |
上記の感じにフィルムを置いて、デジカメで撮影。
紙を挟んでいるのは、トレース台表面についている模様の影響を抑えるため。
マクロレンズがないので望遠レンズを使ったところ、なんだか大げさなシステムになってしまった。
撮影結果自体はまぁ、悪くないかなぁというところ。
マクロレンズではない(撮影倍率が低い)ので、大幅にトリミングする必要があり、
仕上がった画素数が低く
中判フィルムの解像感の高さがスポイルされてしまっているのが残念な感じ。(マクロレンズ買え、って話ではある。)
この方法の欠点 (解決不能な点)としては
- なんかトレース台の光源が微妙
- 色温度?が微妙 (周辺光と合わない→なんか一部周辺光とミックスされて意図しない色になる)
- 明るさにムラがある(表面の模様のせい??)
- 紙をはさむことで、紙の模様が写る・・・。
デジタル化のための試行2
フィルムに光を当てる『面光源』として、牛乳パック+ストロボを使う方法。
下記記事を参考に、牛乳パックを使って撮影してみた。
牛乳パックの側面には、最初100均のLEDを配置したのだけど、光量不足だったので
ストロボを照射。
けっこういい感じにデジタルコピーできることを確認。
余談
真っ黒に潰れたポジフィルムに
ストロボでかなり強めの光を当てたところ、色が出た。
ポジフィルムのラティチュードは低いので後からは修正困難と思っていたのだけど、
どうにかなるのだなぁと。
(ラティチュードとダイナミックレンジ、シャドウ側の階調の関係をよくわかっていないので、↑の感想は見当違いの可能性があります。)