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■CP+ 2018の各社発表を見ての雑感

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ほんと雑感。

SONYはミラーレスでカメラ市場を上から崩しにかかってる感ある一方、CANONは、新規に従来の一眼でリーチできなかった層を取り込みつつ、下からマーケットシェアを取りにかかってる感ある。

長期的に見てマーケットシェアの大半を取るのはCANONじゃなかろうか。自社の技術開発に長けていることは言わずもがな、上から下まで万遍なくシェアをとれるノウハウを何十年と蓄積しているのはつよい。

SONYはマーケットの上の方に刺さる製品づくりに長けてると思うのだけど…。

さて、Nikonはどのあたりを狙って出すのだろうか。

SIGMAは、FEレンズに対しては微妙に距離をとっているように思える。おそらくビジネス上の問題(ミラーレスマーケットのポテンシャル次第)かなぁと。ミラーレスに本腰を入れるのは、Canonがシェアを一定数獲得してからかなと思った。

対して、TAMRONがFEレンズに入れ込んでるようにみえるのは、もともとSONYやZeiss(Batis)の純正レンズの製造を担当していた強み、という気がする。

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SONYのα7RIIIおよびα7III、純正で用意されたImaging edgeを使うとテザー撮影でかなりの制御ができるようになる。

カメラのスペックだけじゃなくて、多灯ライティングでガッツリ使い込むにあたって便利な(素早く正確に操作できる→仕事にかかる時間を短縮できる)ように、システム全体の完成度を上げてきているなぁと。

ついにスペック競争から頭一つ抜けたのかと思うとかんがい深い。

とはいえ、Canonのプロ機だと、これが昔から当たり前にできてて(システムが以前から出来上がってて)、サードパーティのエコシステムまで遥か彼方まで広がっていることを思うと、『そりゃスペックだけ揃えても、一朝一夕では他社が追いつけないよなぁ』と思った。

エコシステムまで作り上げると強いなぁ。