『PCでChromeブラウザを使ってStravaを見る場合、Chrome拡張の StravistiX for Strava をインストールすると、お手軽にいつものコースを視覚的に分かりやすい形で表示できる』
という話を書こうと思ったら、既に詳しく解説された記事が存在していた。
下記記事に、めちゃめちゃ詳しく書かれているので、興味の有る方はこちらをどうぞ!
まぁ、せっかくなので、StravistiX for Stravaをインストールすると、ワンクリックでStrava上で表示したTT区間をVeloviewerで表示できる。という話を簡単にここでも紹介してみる。
さいしょに;用語の説明
- Strava : サイクリングの走行データを蓄積できるとともに、他のユーザのデータと比べたりできるSNS的なWebサービス。なんやかんや走行データを解析してくれたり、特定の区間(TT区間;タイムトライアル区間)でのタイムを他者と競ったりできて、楽しめる要素が多い。
- StravistiX for Strava : Google Chromeブラウザの拡張機能の1つ。StravaのWebページ上に、より詳しい/トレーニングの役に立つ解析結果が表示されるようになる。
- Veloviewer : Stravaの走行データをより詳細に解析してくれるWebサービス。熱い。
表示例
「My区間」とか「区間の検索」から特定の区間を表示すると外部連携ボタンが表示されるので
Veloviewerで表示させるとこうなる。
3D表示されるとともに勾配変化が色分けされ、コースの全容が丸裸に!
上の坂を例にすると、普段走ってる感覚と照らして一人反省会をすると*1、
- 序盤の勾配10-15%越えの箇所(赤色の箇所)
- 序盤ということもありキツイと感じないせいで、ふだん強めにペダルを踏んでしまっている
- 実際には勾配がキツイので、強めにペダル踏むと、ここで筋肉を使い過ぎている可能性が高い
- ので、次からは速度落として高ケイデンスで乗り切ろう。とか
- 中盤(オレンジの箇所)
- 基本的に、勾配7-10%なので耐えるしかない感有る
- けど、よく見ると、ところどころ勾配が低くなっている(5-7%;黄緑色)
- なので、このへんが筋肉の使い所(加速ポイント)だなぁ。とか。
- 終盤ラストスパートの箇所(緑の箇所)
- ラストなので、ふだんキツく感じてるのだけど
- 実際には勾配4-5%と、このコースで一番緩い
- なので、ここまでに温存した筋肉を使って、ラストスパートすべき箇所!
とか考えれる。
あとは、実際試す→実践結果との差異を確認→走り方を再検証→実際に試す→... を繰り返すことができるようになるので、データの解析が好きな人(自分の場合)なら、坂をよりいっそう楽しめるかなぁと!
活用方法
- より速く坂を上れるようにペース配分を考えられる!!
- 区間の検索結果を3D表示して、走るのが面白そうな坂を探せる!!
といった感じで、いつものコースをより楽しむだけでなく、新たな坂を探すのにも使えるので、個人的には、超便利じゃんコレ!感がある。
実際これ使って、早速、地元で面白そうな(斜度20%越えの)坂を見つけてしまった。
ロード仲間との話のネタにもなるし、坂を上る楽しみが増えるしでとても良い感じ。
あとは、
- サイクリング予定の坂をあらかじめ下調べして、準備を整える
といった用途にも使えるかなと。
これで『え、次行くコース?君なら全然大丈夫!大したことないから』という騙し討にやられることも(ry
*1:自分の場合、高ケイデンスで回すのはわりと得意(疲れず長時間できる)のだけど、瞬間的にパワーを上げるのが不得意(ものすごい短時間しかできない&一度パワーを出すと上りで回復できない;たぶん筋肉がない)という傾向を踏まえて考えると