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中華製AF対応レンズ Yongnuo YN50mmF1.8, YN35mmF2

Canonのクリップオンストロボのクローン品で有名(?)なYongnuo(ヨンヌオ)が、AF対応のクローンレンズも作っているとのことでちょっと調べてみた。

YN50mmF1.8

5,000~6,000円くらい。

Canonの50mmF1.8(旧型のEF 50mm f/1.8 II)のクローン品との噂。Petapixelの分解・レビュー記事によると、外観はそっくりだが光学系は全く同一ではなく、絞り羽根が7枚と増えている(純正は5枚)他、純正よりも描写性能に関しては若干良好らしい。

なお、レンズのROM情報はSIGMAのものとの噂。

モータが改良された純正の新型(Canon EF 50mm f/1.8 STM)が1万円ほど、旧型の中古品がこのYN50mmとだいたい同価格、ということを考えると、敢えて選ぶメリットはあるようでないような、という感じがする。

Canon 単焦点レンズ EF50mm F1.8 STM フルサイズ対応 EF5018STM

Canon 単焦点レンズ EF50mm F1.8 STM フルサイズ対応 EF5018STM

レビュー記事

YN35mmF2

12,000円くらい。

こちらもCanon 35mmF2(旧型の方)のクローン品との噂。純正品は新品が60,000円近い価格なのでコストメリットがかなり大きい。

こちらも絞り羽根が7枚となっているよう。レンズ構成はわずかに違う(が、レンズの最外周部の形状が異なるくらいで実質同一と見ていいと思う)。

Petapixelのレビュー記事によると、純正よりも描写性能は劣るらしい。

レビュー記事

blog.livedoor.jp

blog.livedoor.jp

hitoriphoto.sblo.jp

YN50mmF1.4

一応、発表されているが、まだ製品は出ていないっぽい。

雑感

Yongnuoは、特許など権利が切れた製品のクローン品から初めて、徐々に顧客からのフィードバックを取り入れてオリジナル品を作っていく方針なのかなぁという感じ。

クローン品を作っているというと、なんだか微妙な感じではあるけれど、地味に開発力はありそうなので、今後の展開が楽しみかもしれない。