ついに買ってしまったPENTAX 08 WIDE ZOOM。
レンズの性能が高いことは公式発表でも各所のレビューでも折り紙付きだったものの、PENTAX Q本体のセンサ性能が高いとはいえないため、二の足を踏んでいた。
のだけど、スマホのカメラよりももっとカメラ然としたふだんから気軽に持ち歩ける広角カメラが欲しくなって、悩んだ末に購入した。
08 WIDE ZOOMを視野に入れてからの、検討の過程は以下の通り。
- 08 wide zoom、随分安くなったなぁ
- いや、でも今更pentax qはないだろう
- 冷静になってヨドバシで他機種を見て回る
- 結論:『 安いとはいえこの金額をこのレンズに出すのは非合理的』
(コンパクトかつ実用性が高い大型センサ採用のコンデジ SONY RX-100シリーズとかPanasonic DMC-LXシリーズ、Canon Gシリーズがベター) - しかし、なんかグッと来ない
- pentax qが好きなので08 wide zoomに決定
大事なのは、それを好きかどうかであってスペックや価格は本質的な問題じゃないなと思った。
特に、今回はふだんから気軽に持ち歩ける広角カメラが欲しかったので、その目的に限れば、操作性(狙った露出に素早く切り替えられるか)とか質感(スマホが常にあるのに、わざわざ持ち歩きたくなる外観か)が重要かなぁと。
画質面や機能性は今となってはスマホよりも見劣りするのだけど、操作性・質感の点に関しては、初代のpentax qはほぼ満点なので、やはりアリだろうと。
実際手にしてみて、小さいので、ぽいっと持ち出せるのが気に入ってる。
あとズームではあるものの広角レンズとしてしか使えないところも、撮影時に被写体の切り取り方・構図に迷いが生じなくて逆に良い感じ。
初代PENTAX Qとの組み合わせではAF速度がちょっと難ありなのだけど、スポットAFに設定することで*1解決した。
*1: 通常のAFの流れ 1.画面の広域からAFポイントを決定する処理→2.AFポイントでレンズを駆動してコントラスト差が最大となる位置を検出(フォーカスポイントの探索)という流れにおける、1.の処理がなくなり、画像処理エンジンの処理負荷が減るのでだいぶ速くなる