これがZeissの技術力なのかッ!?とか言いたくなるくらい、ピント面でスパっと切れる。
DA*55mmと使い較べていると、色収差(軸上色収差)のなさにビックリしたり。
DA*55mmはけっこう寄れて、便利なことを再発見したり。
FE55mmは、こう立体感がうまく醸し出される感じの描写というか、公式には、マイクロコントラストが高いって言い方してるんだっけ。
微細な構造を上手く描き分ける(解像することはもとより、わずかなコントラストを上手く拾う)ような感じがする。
あと、なんかα7との組み合わせで、やたら色を上手に(ぶっちゃけリアル以上の彩度で)描く気がするんですが、気のせいでしょうか。
α7のセンサ特性に合わせて、T*コーティングの(各波長ごとの透過率を)チューニングしているんじゃないのって思ったりするんだけどどうなんだろう。
カミソリのような切れ味と見事なボケ味を楽しめるまさに現代的なレンズで使い勝手は上々、それとはまた違った味付けのDA*55mmの良さを再確認できたりと、なかなかおもしろいレンズなのですが、
フード付けたままだと、PLフィルタを操作できないのだけは解せない。
遠景もめっっさ解像するし風景撮影に使いたいのに、風景撮影に超絶不便なこの造り…、これ、みんなどうしてるの…。
いや、まぁフード外せばいいっちゃいいんだけど。。。