投資における地政学リスク(戦争)回避のための1手段として軍事関連株を検討していた時に見つけた会社。未上場。
2017年に創業。
メンバー:
- Oculus VRの創業者 パルマー・ラッキー氏が創立メンバー
- コンシューマの「ラピッドプロトタイピング」と「ユーザーエクスペリエンス(UX)重視」の哲学を防衛ハードウェアに持ち込んだ
- CEOのトレイ・スティーブンス氏
- ベンチャーキャピタル Founders Fund のパートナーであり、パランティア の元幹部。
- 2025年から社長兼最高戦略責任者 に昇格した クリスチャン・ブロース氏
- 軍事関係のエキスパート。上院軍事委員会の元スタッフディレクター、故ジョン・マケイン上院議員の長年の上級政策顧問
- 政治的手腕のみならず技術への理解度も高い模様
- 著書『The Kill Chain』で、まさに Anduril が構築しているようなネットワーク化された自律型戦争の必要性を説いた人物。著書については防衛省がまとめているPDF(https://www.mod.go.jp/asdf/meguro/center/img/20_The_Kill_Chain.pdf)が分かりやすい
他、Oculus VRやパランティアの元メンバーや、ペンタゴン出身の副社長など、技術的、政治的に隙のない布陣
現状:
2025年6月 シリーズG資金調達ラウンドを経て、企業評価額は305億ドル(約4兆5000億円)
USの国防軍事プロジェクト IVASを、Microsoftから引き継ぎ。MSは引き続き支援に回っているとの話。Azure を使ったAIモデルを利用。
競争優位性:
- ハードウェアとソフトウェアを分離。独自のOS「Lattice」を有する
- ≠オープンソースのコンテナ用ソリューション Lattice OSとは別物
- ハードウェアの頻繁な更新を可能に
- ハイパースケール製造施設「Arsenal-1」
- ※テスラのギガファクトリーに近い規模。ボーイングのジャンボジェット用の工場より大きい。従来の防衛産業の工場のレベル(年間~数十機の工芸品工場)を越えている。年間数万機の製造が可能。ソフトウェアで工程変更が可能(ハイパースケールたる所以)
- 従来の、複雑かつ巨大な兵器を少数生産 ⇒ 安価かつシンプルなものを圧倒的な生産スピードで大量生産 という軍事における歴史的転換点
