今年読んだ中で1番良かった本です。原文のタイトルが最高にクール!
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本格的に投資をはじめてから、しばらくして、ふと、1つの疑問が頭をよぎりました。
「20~30年かけて投資を続ければ、とりあえずは老後は大丈夫そう、というのはわかった。ただ、いつまでお金を貯め続ければいいんだろう?もしかしてこれから老後まで、使うことなく投資し続けることになる!?自分は、今を犠牲にしすぎていないのかな…。」
そんな出口のない不安に駆られ、Youtubeや書籍、株に詳しい知り合いなど、手あたり次第に、いろいろ調べたり聞いたりしていた中で、この本に突き当たりました。
結論から言うと、この本は私の「羅針盤」になりました。
過激なタイトルとは裏腹に、実に実践的で、示唆に富む内容が豊富な、温かな人生の指南書でした。
「思い出」という名の高配当株
なかでも「思い出」は人生を豊かにする投資先、配当効果があるという考え方には目から鱗が落ちました。
良い経験は、1度きりで終わりません。時がたっても振り返るたびに幸せ、喜びが感じられる。それは、いわば「配当」のようなもの。経験に投資すれば、その後の長い人生で何度も「思い出の配当」を受け取れる。1回の経験から、人生トータルで得られる楽しさ・喜びは、経験した時に得られたものからさらに何倍にもなる。
この視点を得たことで、「今、お金を使うといいポイント」が明確になり、貯蓄・投資に回しすぎているのでは、という罪悪感から解放されました。
資産を崩すのは「死ぬ時」ではない
また、老後の不安のために貯金し続けるのではなく、いつから資産を崩し始めるのか、を考えて、そこから逆算すると良いという話も参考になりました。
本書の中では「タイムバケット」という考え方が紹介されています。年を取るにつれてできることは減っていくので、5年、10年単位で、体力や年齢を考慮してやりたいことをリストアップする。
漠然とやりたい、ではなく、やりたいことリストに時間の概念を加えることで、「今しかできないこと」を特定する。実際にリストアップしてみたところ、今まで漠然とした「いつかやりたい」だったものが「今やるべきこと」に変わり、鳥肌が立ちました。
おわりに
お金の貯め方、使い方に迷っている人にとって、本書は最高のアドバイザーになってくれるはずです。
かなり有名な本なので、概要だけならAIに聞けば教えてくれます。でも、もし自分の人生をどう彩るか、本気で向き合いたいなら、ぜひ手に取ってみることをおすすめします。
あなたの先に良い人生があらんことを
