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FinalFantasty 零式 HD

突如OSアップデートで遊べなくなったFF9(iOS版)に変わり、比較的評判の良かった零式を購入。世間の評価は高いようだけれども、個人的には、佳作といった感覚。

思春期の青年たちに、「戦争の悲惨さ」や「自らの意思で生きることの尊さ」を説くのが作品の目的かなぁという印象だった。

エンディングは、泣かせにきてる展開で、たしかにホロリとしたのだけど…

ストーリーを振り返ってみて、いい話だったかというと、うーん。悪くはない。が、良くもない。

ふつうに一周しただけだと疑問点が残る(露骨に2周目へ誘導する)ようにデザインされているのも、うーん。1周クリア時点では情報が歯抜けすぎて…ちょっと。

そのままでは意味不明な点が多く、攻略サイトなどで情報を補完して遊んでしまった。

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ファイナルファンタジー13の派生作品なのだけど、正直ほとんど関連は…ない。13が好きなので、ちょっと残念だった。世界観を共有してはいるものの、正直有意義な繋がりがないので、完全な別作品としていいくらいだった。

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メインクエストはけっこう楽しかったのだけど、メインクエストのためのサブクエスト(レベル上げ)が作業感が強く、加えて10数人いるキャラごとにレベル上げが必要なので、かなり苦痛だった。

全員まんべんなくレベルを上げて進めたのだけど、最後の最後で、2,3人推奨レベルまで上げれば十分と気づいて、時間を返せという気分になった。

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こうやって書き出してみると、不満点ばかりが記憶に残ってるなぁ…。

シナリオは嫌いじゃない部類ではあった。好きかと言われるとうーん、と悩んでしまう感じではある。

本家ファイナルファンタジーの完成度の高さと比べると、システム面やグラフィック面(3Dモデル自体はきれいなのだけど、4Kモニタで遊んだ印象としては空間がスカスカ…。もともとPSP用のゲームなので、意図的なものである可能性が高く(※小さい画面にぎゅうぎゅうに情報を詰め込むと見ずらい)、大画面で遊ぶのは酷かもしれない…)の粗さなど気になる点が多く、辛口になってしまう感。