Netflixオリジナルのゾンビ映画。予告動画が面白そうなので見てみた。
Misson Impossibleぽさがありながらも、基本は『SeriousSam(ただただ派手にドンパチやって、見ていてスカッとする系)みたいだなー』と思いながら見ていたら、親子のいい話や、ゾンビ側にも事情がある風の話が挿入されて、
『む、もしや何か深いテーマがあるのか!?』と思っていたら、
【注意】以下、本作品およびNieR Replicantに関するネタバレ要素あり
何1つ残らない感じのラストを迎えた。うーん、この流れで、ラストに世の中の不条理を描いてしまうのか、この作品は…、という印象を受けた。
ラストの尻切れ感は続編への伏線かなぁ…。唐突に終わるので見返してしまった。
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以下、とりとめもない話。
Gears of War トリロジーパック Xbox 360 プラチナコレクション 【CEROレーティング「Z」】
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主人公が雰囲気Gears of War の主人公ぽいとか思っていたのだけど、
唐突に『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』の話が出てくるのはわろた。しかも最後まで引っ張るし。監督、どんだけシェフ好きやねん…。たしかに、めっちゃいい映画だったけどさ…。もう途中から、笑うところなのかシリアスなところなのか、よくわからんな、って気分になった。
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それより何より気になったのは
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この作品のゾンビは、NieR Replicantの「マモノ」を彷彿させられる要素がてんこ盛りだったのだけど、狙ったんだろうか。
ゾンビの王が超絶強くて、上半身裸でロンゲで超すごい身体能力。『これは魔王ニーアですわ。槍(鉄パイプ?)持ってるし間違いない。』って感じだったのだけど、巷では『レプリカントぽい』って感想は見あたらず…。「廃マンションで、白いカーテンがファサァッって感じのシーン」とか、「ゾンビ側にも感情があって涙する」とか、めっちゃぽいんだけどなぁ。。。
この作品、『ゾンビにもゾンビの事情がある。だが、人とは根本的にわかり合えぬ。』っていう相互不理解と不条理を描いたのかもしれないけど…、ストーリーがだいたいSeriousSamなので、そんな感傷に浸る余地はなかったのだった。
ラストといい、なんでこんな不条理要素を入れたのかと小一時間(ry
個人的には、この作品で描こうとしたテーマが大渋滞している印象を受けた。
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Netflixオリジナル作品って、基本路線として『大衆受けする(大多数のユーザが喜ぶ)』要素を盛り盛りにする傾向があると思っていて、まぁ、そう考えると、その方向性でよく出来てるんだろうなぁ、という印象。
だが、これだけは言わせて欲しい。本編もスピーディな展開で面白いのは面白いのだけど、
予告編を見ているときが1番ワクワクできて面白かった。