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シオリエクスペリエンス 1~15巻

マンガUP!で読了。たぶんこのアプリがなければ一生出会うことのないマンガだった。

ジミ・ヘンドリックスが地味な中学教師に取り憑いて、本気でバンド活動をはじめる…、という話。

めっちゃ熱いマンガだった。良かった。

吹奏楽部の描写がとてもガチ(リアル)だなぁ、と思いながら見ていて、トランペット奏者がメンバーになるくだりは涙が出た。

ページをめくりながら、自分でも涙が流れていることに気づいたときは、びっくりした。

メンバーが集っていく過程は面白かったのだけど、揃ってからが自分には響かなかった。

とにかくこのマンガ、全編を通してめっちゃカッコいいカットが続くのだけど、ストーリー自体は進まなかったり、言葉での説明がなかったり、というのがnot for me、なのかなぁ…。

世間的には高評価なのに、自分的には感覚にズレがあってその原因が気になってる。

全体的に『理屈で考えるな、感じるんだ』という印象があり、実際に絵だけからスゴイ説得力(ライブの迫力や、存在しないはずの音圧)が感られる場面もあるので、単に自分の感受性が低くて面白さを十分に感じきれていない、というのが原因かもしれない。

最新刊(16巻)で話的に一区切り打たれて、内容的にも良かったらしいので、気が向いたら買おうかなぁ、という感想。