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FGO; 地獄界曼荼羅

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ほぼほぼ最後までめっちゃ面白かったんですよ。バトルのギミックも目新しくて歯ごたえ合ったし、シナリオもめっちゃ熱いやん、金時最高やん!?って感じで、

それこそ『拙僧は昂ぶっておりまする!』ってテンションで寝ずに遊び進めてしまったくらいなのだけど

某神様を倒したあたりから、急激にトーンダウンしたというか、シナリオにひねりがなくなってリンボが急にギャグキャラ(頭悪い感じ)に、バトルも難易度激減で、『唐突に幕切れ』って感じた。なんかこう不完全燃焼感。

リンボの解釈違い

あえていうなら、このシナリオライターとはリンボに関して解釈違いがあるようだ(うるさいオタク)。

『地獄界曼荼羅』と銘打ったからには、リンボは悪逆非道の限りを尽くすド外道で、それこそヨコオタロウ作品みたく阿鼻叫喚の地獄絵図『登場人物たちの愛憎が入り混じって、グッチャグチャのドロドロの人間模様』が垣間見れて、最後に涙することになると思っていただけに、

最後はもう、ただただ頭が悪い感じの悪役で、小物感がひどくて、悲しかった。1.5部や2部での悪行の限りを尽くす極悪非道さはどこに…。

シナリオが、王道のバトル物っぽい感じに着地したのが、『いや、面白いんだけど、今の今まで期待していたのと違うねん。』という感じ。

・・・

ラストバトルなんて、それまでの「頭をひねって戦略を練る必要がある難易度」と打って変わって、NPCの綱+三騎士のみで編成して、「てきとうに殴っていたら」勝てた。特殊耐性の上からでもダメージ通るし、なんやこの弱さ…。

個人的には、今回のシナリオ・バトルとも某神様登場あたりがピークだった。そのちょっと前からシナリオ全体を俯瞰すると雲行きが怪しく(シナリオの流れが雑くない?と)感じたけど、個々のエピソードは面白かったので、それは良かった。

バトル

ギミックが面白かった。編成固定がないのに難易度が今までより上がるとは、『やりおったな運営!』という印象。

状態異常(特にスリップダメージ)が地味に痛かったので、それを防ぐために「聖者の依代」や「原始呪術」などの概念礼装を用いたり、「シバの女王」や「ダビデ」のように対魔力が高いサーヴァントや、「卑弥呼」(パッシブスキルで毒・呪いが無効!)を多用したりと、今まで高難易度で使ってこなかった概念礼装・メンバーをよく使った。

事前に配布された霊脈石のおかげで、難易度の高いバトルでも1,2回やって勝ち筋が見えたら、1からバトルをやり直すこと無く(霊脈石コンテで切り上げて)話を先に進められたのもストレスフリーで良かった。

・・・

難易度が高めだったので、終始パーティをほぼほぼ★5メンバーで固めてたのだけど、そんな中、★3の「ダビデ」だけはぶっちぎりで多用。弊カルデアのMVPサーヴァント認定。

アーツ3枚で、巨人特攻(今回大型の鬼によく刺さった)のバスター宝具、回避・回復・攻防バフスキル持ちで、おまけにパッシブスキルに対魔力Aと単独行動A(クリバフ)まで持っていて、アーチャークラスなのでキャスターの天敵(アルターエゴ)相手に有利が取れて、攻守&アーツサポとの連携まで完璧。★3でこの性能は強すぎでないか、と思った。

ガチャ

綱は、理想的な剣豪タイプ(※ 自分の解釈では、剣豪タイプのサーヴァントは、一枚のカードで高ダメージ or 高NP回収 を狙うスタイル。綱のスキル1&2がまさにこれを体現。)で、シナリオも良かったし、

リンボは、悪の権化みたいな感じとか、これまでの経緯を考えると、なんでカルデアにくるのかわけがわからなさ過ぎて、欲しかったのじゃが…

5.5章をクリアしてみると、毒気が抜けてしまったみたいで、なんかこう、「炭酸が抜けたコーラ」のように感じてしまって物足りないので保留。

(軽く回してみたけど出なかった(チーン)