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鬼滅の刃 無限列車編

自分の住む地方の映画館でさえ、連日満席と聞いていたのだけど、日も経ちだいぶ空いてきたので、ソーシャルディスタンス10倍で家族で揃って見れた。

良かった。泣くほどではなかったけど、『ただただ煉獄さんが尊い』という気持ちになった。

あと、炭治郎は、鬼が指摘してたように、『怖い』と思った。あまりにも善良かつ精神が強すぎて、人の範疇を超越しているのでは(あなたが神か…状態)と感じた。

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まぁ、そんな感想はさておき、

映像、音楽、演出、ストーリー・シナリオ・構成、キャラクター、作画、(ストーリーとしては、完結して無くて、めっちゃ途中の展開ではあるものの)あらゆる面で並以上の良作品だった。満足。

個人的に感動したのは、

『ドラゴンボール的展開(強いやつがでてくる→主人公たちが必殺技を繰り出す→さらに強いやつがでてくる→主人公たちがさらに強い必殺技を繰り出す→… のインフレ展開)だったのだけど、この展開が老若男女問わずヒットした』

って点。その程度のことは仔細な問題と吹き飛ばすだけのパワーがあったってことかなぁ。

※ 後日、妻とこの話をしたら、『女性向けのコミック・アニメでは、こういう展開は見ないので新鮮だった』と言っていた。一理ありそう。そのあたりのセンスが、ドラゴンボール的な展開を主とする既存の作者とは違っていた、というか、具体的には、『過度に引っ張りすぎず盛り上げて、ちゃんと話が次へ次へと進んでいくので、インフレするバトルの盛り上がりを楽しみつつも、テンポよく見られた』のかなと思った。作者のセンスが『今の時代に合っていた』ってことかもしれない。

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時勢、って要因も大きいようには思うのだけど、この作品が大ヒットしたっていうのはビジネス的には興味深い。