ZWIFTでパワートレーニング(筋力の増強目的のトレーニング)を始めたのはいいのだけど、体重が落ちる気配がないのが気になったので、ZWIFTでダイエットをした事例を調べてみた。
個人的に得た結論としては、パワートレーニングを目的とするなら痩せることはない。体重を絞るには、食事制限が必要。
ZWIFTダイエットの記事
事例1
- 1日30分のズイフトとおやつの見直し
- LSDと言う名のゆるいライドを見直して、途中から、適度に強度の高いトレーニングに
- ※ LSD は脂肪燃焼の効果はある、が、筋肉量を上げて基礎代謝も上げる必要あり (参考記事)
- おやつはバナナに
- ※ もともとおやつが多かった
- 1ヶ月で1キロ減量
おやつよりは、バナナのほうがカロリー・糖質ともに少ないけれど…。バナナを食べていることから1kg/月ペースに落ち着いたと思われる。おやつを減らしたことによる減量効果と考えるのが妥当。
※ 糖質制限(ロカボダイエット)を徹底して行うと、初期段階では1kg/週くらいのペースで落ちる。
事例2
- ZWIFT × GPL-1ダイエット
- 週4日 ミートアップ (30分~60分) 強度不明 -VAAM利用
- 7ヶ月で10kg減量
減量ペース的にも食事制限による効果と考えるのが妥当か。
事例3
- ZWIFT 1日30分と、筋トレ、食事制限(糖質制限)
- 1ヶ月で4kg減量
典型的な糖質制限によるダイエットの減量ペースと思われる。記事にするために、効果の高い糖質制限を徹底的に行なった印象を受けた。
糖質制限マジ、パない。
事例4
- ZWIFTで12000km と、食事制限
- FTPが218W→259W
- 1年で6kg減量(食事制限による効果)
減量は食事制限によるものと明記。無理のないペースで落とされた印象。
参考記事
- 糖質制限のダイエットではなく、糖質の「摂取量の」コントロール。
- ※ “糖質” = 炭水化物 ー 食物繊維
- 糖質は、トレーニング中のエネルギーやリカバリーに糖質は必要不可欠。
- とりすぎにならないよう、適量は試行錯誤で見つける必要あり
- トレーニング前後は高GIの食品を、トレーニングから時間を空いたときは低GIが○
【プロ直伝】糖質制限中に筋肥大できない2つの理由と筋肉量を増やす5つの条件 | RETIO BODY DESIGN
- パワートレーニングと平行して糖質ダイエットを行うのは矛盾するので難しい、という話
- 通常、肝臓に400kcal分のストックがある。ので、食事制限していてもエネルギーはある程度足りる。
- 血糖値の大幅な変動は避けたい
雑感
一昔前はカロリー制限(inとoutでoutを大きくすればOKという理論)によるダイエットが正しいと言われていたけれど*1、
2020年現在、糖質制限は、科学的に減量に繋がることが明らかになっている。
・・・
日々かなりのトレーニングを繰り返されている実業団(プロ)の方が、減量が必要になって徹底したダイエットで行っていた*2ので、運動で痩せるというのは幻想かもしれないと思った。
追記:実際に2ヶ月で5kgの減量を達成した
1日30分のZWIFTと、ロカボ生活で2ヶ月で5kgの減量目標を達成できた。
2020年度は、10~12月にかけて、-3kg/月ペースで減量できた。
目標達成後はモチベーションが下がったので、年末年始と好きなように食べる生活に戻り、当初の目標体重(-5kg)で落ち着いている。