なんとなくジャケットが好みじゃない、という理由で見てなかったのだけど、ふと思い立って見てみた。
出てくる登場人物が
- ①努力しなくなりいつしか、天才から凡人の領域*1にまで堕落した人
- ②努力を続け、天才と呼ばれてもおかしくない領域にまで到達した人
- ③努力を続け、凡人の中では強い領域まで到達した人
- ④努力を続け、天才であり続ける人
といった感じで、みんな好きな感じだった。
物語としては、①~④のスポーツマンが交差し合いながら、①の凋落と復活(1度粉々に壊して、1から作り直す、という過程)の描写を突き詰めたような作品だった。
2時間の中に、スポーツを通じた熱いやり取りがぎゅっと凝縮された感じで、見ていて清々しかった。2時間があっという間だった。最高じゃね。
・・・
「I can fly!」
のシーンを見て、『そういえば主演の窪塚洋介って、飛び降りて亡くなられた方だったけ…』と思ったら、事件の詳細は不明ながら、無事で今も元気にいろんな活動をされている模様。
これが遺作だったりしたら後味悪かったけど、無事と知って安堵した。
*1:それでも凡人の中では強い、という位置付け