懐かしい。昔小説読んでたなぁ…と思いながら視聴。
以前にも見た気がする。
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原作は、カペルテータと主人公の危うい関係性、魔法を行使する際の代償の大きさ(無敵かと思える主人公ですら危うくなるスリル)にハラハラしながら読んだ気がするのだけど、
映画は、描きたいテーマに合わせてバッサリそのあたりがカットされた雰囲気。
主人公が規格外に強い感じで収まってるので(いや、まぁ細かな事情を描くには尺が足りないのはわかるのだけど)、
ちょっと薄味、というか、深みがない、感じで『当時よくあった中二病作品』の域を越えない凡庸な作品になってしまっている気がしなくもない。