友人とコーヒー談義をしている中で、『浅煎りの豆は手挽きのミルだと疲れる』という話をしたら、『最近、今までの定番*1の代わりになりそうな、良さそうな電動ミルが発売されたよ』という情報をもらった。
Cores(コレス)というブランドのコーングラインダー C330という製品。
初めて聞いたブランド名だったのだけど、改めて調べてみたところ、スペシャルティコーヒー向きのコーヒー用品を制作・販売している「株式会社大石アンドアソシエイツ」のブランドだった。会社自体は、1997設立で、ラッセルホブスの日本代理店になっていたりと、歴史あるコーヒー関連メーカーという印象。
Cores コーングラインダー C300 の良さげ点
外観:
- スタイリッシュな印象、モダンな外観
- 従来のアンティーク調の定番品と対照的なので、好みの問題ではある。
- ◎ アンティーク調の定番品に比べ、場所を取らない
性能面:
- ◎ 刃がコーン式 & 低速モーター
- 挽きムラが少ないと予想される
- ◎ 無段階で挽き具合を調整可能
- 粗挽きの方が得意(細挽きも結構細かくできる)。スペシャリティコーヒー向き。
メンテナンス性・保守性:
- ◎ 直下式のため、粉が残りにくい。
- ◎ 部品はすべてばらして掃除可能
- ◎ メーカーホームページによると部品単位で交換可能
その他:
- ◎ 部品組立時に発生する音や、ダイヤルを回したときの音、など音が素晴らしい
- レビュー動画を見るとよく分かる。
価格:
- ◎ このレベルの挽き具合・精度を有する電動ミルとしては、破格の安さ
参考記事
レビュー動画
購入してのレビューなのかはよくわからなかったけれど、実際に豆を挽いてみての感想なのでとても参考になった。
- 構造上の細かなコダワリを解説されていてとても参考になる。
- 実際に挽いた加減のレビューもあり
- 細かくよりは、粗く挽く方が得意(細かく挽き具合を変えられる)なタイプだけど、挽き具合の目盛り設定 1(一番細かい挽き具合)は、エスプレッソにも使えそうな細かさ。
- 挽きムラはかなり少ない。精度良好。
- レビュー動画の後半(2:30から)にレビューあり。
- 欠点として「粉を受ける容器の蓋の上に粉が乗りやすい」とのことで、蓋だけ別途作るという話だった。その発送はなかった。
公式の商品ページ
商品の特徴やスペックなど、知りたいことはだいたいここに記載されている。
PR記事
公式ページの内容の要約。
PR記事の要約+製品に対する感想
実際には使用していない点に注意。コーヒーに詳しい方による感想なので、そこそこ参考になる。
その他の電動ミル
定番品
カフェでもよく利用されている商品。カリタかフジローヤルが定番。アンティーク調の外観が良くもあり、悪く(場所を取る、デザイン的に置く場所を選ぶ)もある。
比較的最近出た良さげな商品
2019.1月発売のWilfa SVART。Cores C330と似たようなスペック。C330より一回り大きいサイズ。協議会で使用されることもあるらしいので、性能は折り紙付き?
発売から1年経っていることもあり、個人のレビュー記事もそれなりに出てくる。
購入した
*1:カリタのナイスカットミルやフジローヤルのみるっこ