ひさびさのNAKAZAKI COFFEE。店長とコーヒー豆の産地の話をしていたらついつい話し込んでしまい、結果的にいろいろ試してみたくなり、小容量でいろいろ購入。
週末遊びに来る友人が浅煎りが好みなので、そのとき用に調達した一品。
『浅煎りが好きであれば…』と店長おすすめのうちの1つ「モカ イルガチェフェ」
※ 「イルガチェフェ」は、エチオピアのイルガチェフェ地区で栽培されたモカ。「イルガチェフェ」は、フランスワインで言うとAOCに相当する名称と考えるとわかりやすい。似たようなモカに「シダモ」があるのだけど、こちらはAC相当と言える。
参考記事: イルガチェフェとは?エチオピア産高級コーヒー豆のヒミツに迫る! | ABOUT COFFEE
珈琲に詳しくない妻でもわかるくらいの、爽やかなレモンの香り、わずかに蜂蜜、花の蜜のような香り。
淹れた後も、豆の状態と変わらず複雑な香りがする。甘味もある。
・・・
ブラックで楽しめる反面、とんでもなく個性的なので、ミルクとは全く合わない。(ミルクを入れたら超絶合わなくて、一瞬、『俺は浅煎りが好みじゃないのかもしれない…』とまで思った。ここまで合わないのは、イルガチェフェくらいかもしれない。)
1日に何杯も飲むような飲み方よりは、ここ!というときに一杯飲むのに向いている気がする。
・・・
粗挽き(メモリ 1)。いい感じに淹れれた。
が、粗挽きでは『豆の持つ芳醇な香りをいささか無駄にしてしまっているのでは』と思いメモリ2~3に変更。中挽きくらいをイメージしていたのだけど、ほぼ粉としか言いようのないレベルで細かく挽いてしまった。
※ 味には関係ないけれど、粉にしすぎたために、お湯が通らず抽出が全然できなかった。
『これは…、強烈に苦くなるのでは』と思いきや、苦味は出るけど、特有の風味は変わらなかった。この個性の強さはすごい…。