妻の誕生日祝に少し特別なワインを、とお店の方に見繕っていただいていたものを開けてみた。
Chateau Pierre-Bise Anjou Villages Sur Schistes 2014
マジで『腐葉土の香り』。例えるなら、ホームセンターの肥料コーナーの香り。
開けた瞬間、『えっ、なんでこれ勧められたの…(飲めるのかこれ??)』ってなったのだけど、実際に飲んでみたら美味しくて、2度びっくりした。
瓶自体に凹凸が作られていて、丹精込めて作られている感がすごいなこのワイン、って思った。(※ ワインの価格自体はそんなに高くない)
キャップシールも、今までに飲んだものより凝った作り。
■ 名称:シャトー・ピエール・ビーズ アンジュ・ヴィラージュ シュー・シスト 2014 ■ 原語表記:Chateau Pierre-Bise Anjou Villages Sur Schistes 2014 ■ 生産国:フランス ■ 生産地:Anjou Villages, Loire (AOCアンジュ・ヴィラージュ) ■ 生産者:Chateau Pierre-Bise ■ 品種:(?)70% Cabernet Franc, 30% Cabernet Sauvignon
色:
周縁部はオレンジがかった色。いい感じに熟成してそうな色。
光に透かすと混じりけのない澄んだ濃い紫。
香り:
- アタック
- 腐葉土。マジ腐葉土。
- スワーリング後
- やっぱり腐葉土。ぶどうっぽい香りもするような…。でも、やっぱり腐葉土の香りが強い。
- アフターフレーヴァー
- 僅かな甘みを感じるぶどうのような香り、と思いきや、やっぱり腐葉土。
味:
1日目
- (1. アタック
- 極めてまろやかで、ボリューム感を感じる。
- (2. 酸味と甘味のバランス、全体の構造
- 酸味と甘味、タンニン?が、完璧に調和して、実に赤ワインな感じでありながら、すっきりと飲めてしまった。
- (3. タンニンの性質
- 苦味は皆無。
大阪駅直結のルクアB2F「キッチン&マーケット」で試し買いしたチーズいろいろ。1個50円ほどと買いやすい価格が嬉しい。カップに入っているのは、上からクリームチーズとゴーダ。
個包装のものは、一般受けを意識してかどれも香り弱め・個性弱めで、食べやすいけれど物足りない感じだった。
カップのものは、ほどよくチーズの個性が出ていて、クリームチーズは特に好みだった。かなり押しが強い今回のワインとも、よく合った感じがした。
パンチェッタ スライス。適度な塩味で、そつなく合う感じがした。
ところで、「パンチェッタ」って生ハムのことかと思っていたのだけど、「豚バラ肉の塩漬け」のことらしい。生ハムとは別物の模様。生ハムは、ももやロースなどバラ以外の部位を使用したものをいうらしい。
参考記事: パンチェッタはベーコン?生ハム?仕入れ担当者の疑問に答えます! - 食らぶ市場 - 仕入れ・卸売・通販
2日目
コルクをせずにラップで包んで雑に野菜室保管したところ、悲しくなるくらい酸化してしまい、酸味が強くエグい感じになった。切ない。
氷で急冷したところ、香りがかなり抑えられてしまうものの、酸味が消えて1日目に近い感触に。
チーズの他、
なとりのイカフライが思いの外、いい感じに合った。レモンのような酸味が口に広がる感じ(謎い)。
シメに、セロリ&マヨネーズとの組み合わせが良かった。野菜スティック最高では…。(セロリ&ドレッシングは、口の中でいろんな味が喧嘩しあって騒がしい感じだった)