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主人公の小栗旬カッコいい!
で、いいじゃないか。
・・・
同じような猟奇殺人犯&似たようなストーリーの海外映画の『SEVEN』*1は、犯人が、しっかりと地に足ついた『サイコパスなら、実際にこういう性格・行動原理で動くだろうな』と思える猟奇殺人犯として描かれていたのに対し、
この作品の犯人は、とくに後半になるにつれて、『(サイコパスじゃない人がぼんやりと想像しそうな)想像上のサイコパス』という印象を受けて、作品自体にリアリティを感じなくなったというか、テンションが下がった。
とはいえ、犯人含め役者さんの演技は素晴らしく、前半はググッと惹きつけられるパワーがあって好き。
・・・
犯人の行動原理が一貫しているように見えないというか、芸術家を標榜しているのに、芸術家らしからぬツメの甘さが見受けられて、うーんという気分になったのだけど、
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原作のマンガの方は賛否両論があるけれど評価が高そうなので、映画化にあたって何か端折られたのかもしれない。
*1:SEVENの方が古く、この「ミュージアム」という作品は『和製SEVEN』とも呼ばれているらしい。