- 発売日: 2015/11/01
- メディア: Prime Video
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新宿の片隅で、深夜帯だけ営業している定食屋。メニューは豚汁定食だけだけど、「できるものなら何でも作るよ」が口癖の店主。ワケアリの人たちが集い、一品料理とともにその料理にまつわるエピソードが語られる一話完結方式のヒューマンドラマ。
この作品のきっかけ
もともとカフェ JMZの本棚にあったのを読んだのがこの作品を知ったきっかけ。ふと気づけば、AmazonPrimeVideoでドラマ版の配信があった。
- 作者: 安倍夜郎
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2007/12/26
- メディア: コミック
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感想
シーズン1
料理一品と、それにまつわる登場人物とそのエピソード。
という、シンプルさが、この作品の世界観にマッチしていてとてもいい。店主の小林薫がめちゃめちゃハマっていて、原作の雰囲気そのままという感じ。
ヴァイオレット・エヴァーガーデンみたく、毎回泣ける話だったりというわけではなく、今まで人に隠してきたちょっと薄暗い過去を掘り下げる、みたいなナローな雰囲気の作品なのだけど、どのエピソードも人間味にあふれていて、見ていてじんわりくる。
秋の夜長にしんみり眺めたい作品。
シーズン2
基本的には同一路線。ちょっと話が入り組んできて、一部エピソードを横断していたりする。
これはこれでなかなか。
雑感
毎回、番組ラストには、各エピソードのキーとなった料理の調理ポイントが紹介される。
特別な料理は出てこないので、自分でも、料理を作りたくなってやばい。
リアル深夜食堂
『身近なところに深夜食堂みたいな店ないかなぁ』と思って、ぐぐってみたら深夜食堂をオマージュした「深夜食堂 めしや 北新地支店」があった。原作再現度がやばい。
いつか飲みすぎたときに寄ってみよう。